フォローは大事だけどある程度の「獅子の子落とし」も必要
「獅子の子落とし」=ブラックな案件に突っ込む ではない
【獅子の子落とし】
わが子に厳しい試練を与え、その器量を試すことで一人前に育てることができるというたとえ。
注意:子供をいじめたり虐待するという意味ではない。
それを踏まえて、過度な「至れり尽くせり」の教育は問題
OJTでも社員教育でも、完璧な教育環境というものは無いと思いますが、しっかりした教育を行っていることもあります。でも、度が過ぎた「至れり尽くせり」の教育だと成長速度が落ちていく気がしました。正確には成長速度というより自立するまでの時間です。
極端な例となりますが、「なんでもかんでも教えてくれる」「どんな時でもフォローしてくれる」は最後には間違った意味で「失敗してもなんとかしてくれる」になっていく。もちろん上司の仕事は部下の失敗に対して「なんとかする」(責任を取る)のも仕事のうちです。でも、それが増長しすぎて、ミスしても俺のせいじゃないと勘違いされても困ります。
与え過ぎる環境だと
・わからない時に調べる力がない
・自分で何がわからないのかが分からない
・トラブル時に自力で調査する能力が養われない
このあたりの能力に差が出てくる気がします。
自分の子供を見て、感じたこと
現在、在宅勤務中でずっと家にいます。ずっと家にいても仕事をしているので、子供の世話をできるわけではありません。育休中の妻に任せっきりになってしまいます。子供に対して至れり尽くせりできるわけではありません。それは時間の問題もあれば、お金の問題もあります。
そんな中でも子供はどんどん成長していきます。子供に過保護は間違っていると分かっていても過保護になってしまいそうです。でも問題なく成長しているのを見ていると、「至れり尽くせり」教育も正解ではないのだな、と考えるようになりました。
バランスが大事というけど、そのバランスは人によって違う
フォローし過ぎ、試練与え過ぎ(ブラック案件に投げ込み放置など)。○○過ぎみたいなことが多い気がしてきました。何事も適度なバランスが大事なのでしょうけど、人によってそのバランス度合いが違うからこそ、難しいのでしょうね。
相手を見て、そのバランスがどの程度のものなのかを見分けるスキルこそ、本当に使えるスキルなのでしょう。
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