町工場から大企業、そして派遣社員も経験した現役派遣社員の壮絶体験

修羅の派遣会社へ転職!その22 他人は自分の機嫌をとってはくれない。(何も対応しない担当営業)

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正社員連中の様子が変われば、当然それにくっついている特定派遣連中の様子も変わってくる。その様子がはっきりとわかった。この状態で一番つらかったのは梶原だろう。私と正社員の両方の事情を知ってしまい、板挟み状態なんだから。そして、さらに私は追い打ちをかける、それはさきほども書いたように私の派遣会社の営業担当にいじめのことを客先の部長に言ったのかを催促した。これは予想とおりの回答であった。

「私が対応してますから」。テレビでの政治家の言い訳とまったく同じ回答だ。もちろん、この回答からまったくなにも対応していないことはわかっていた。営業担当が何もしないことなど予想通りだったので、営業担当にやる気を出させるために次の手を打った。そこで私は切り札を出した。県議、市議、新聞記者の名刺である。この名刺を写メして営業担当にメールをしたのだ。「こちらの方たちにも相談に乗っていただきました。新聞にも載せたいとおっしゃっていたので公になると思います。そうなれば俺たちの派遣会社だけではなく、客先の会社の信用問題にもなるでしょうね。僕は是非記事にしてください、と頼んでおきました」。

すると、数分後に営業から電話が入った。「田中さん、待ってください。私が責任もって○○部長に報告しますから!!」。やはり、まだ何も報告していなかったのだ。学校のいじめと一緒で適当なこと言って対応などせず、事件が公になってから慌てて言い訳や嘘を考える。この営業の奴も同じだ。電話では「内田さん(営業)が対応してくれるなら記事にはしないように議員の方たちにも言っておきます」と私は言ったのだけど、営業のだらしなさに腹が立っていたし、この先の展開にも興味があったので議員の方たちには記事にしてくれと頼んだままであった。そして、このことは後に新聞にも掲載されたし、国会で討論もされテレビ中継されることになるのだ。

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