その悩み、まず話してみようよ
フリーのITエンジニアになるにはどうすればいいですか?
ほかにも
・まったく未経験の状態からITエンジニアに転職したいのですが、なれますか?
・どうしたら結婚できますか?
・この笑顔、どうやったら直りますか?
最近、私がよく聞かれることです。仕事柄、お悩み相談が多くなりました。そうだよね、今すぐ解決したいよね。焦るのはわかるけど、冷静になろうか。私がそういっても相手はお構いなしです。気持ちはわかるし昔は私もそうだった。でもまずは冷静になろう。
悩みを直接解決しようと思う前に、なぜその悩みを持つようになったのか?
ITエンジニアの方たちは、周りにも「エンジニアになりたいけど、どうすればいい?」と聞かれた人もいると思います。そのときにどうやって答えましたか?私の場合、この3つは必ず聞きます。
・なんでそう思ったのか?
・ITエンジニアの仕事はどんな事をやっているのかを知っているか?
・今の仕事はダメなのか?他の仕事はでも大丈夫のように思えるけど、どうなのか?
この3つを聞いて話の内容にブレがあったら、最近の流行りに乗っかりたい人なんだなあと感じてしまうので、まず勧めません。これは私に限らずみなさんも同じようなことをしていると思います。自分自身がやっている仕事だからこそ、わかっている部分もあれば、相手にちゃんと知ってほしいことがある。
逆に真面目に考えている人だと、多少厳しいことをいっても、覚悟を決めてるので、相手からの質問も本気のものとわかります。
他人の悩みには冷静になれるけど、自分の悩みはそうはならない
こんな風に他人の悩みというのは、聞いてみるとあっけなかったり、話しているうちにかってに相手の中で解決されることもあります。相談を受けた側としては拍子抜けされてしまいますが。でも自分自身が悩んでいるときには、どんどん良くない方向に考えてしまいます。その原因は「一人で頭の中だけで考えているから」というものがあります。そして、誰かに悩みを相談しはじめていくと、自分だけで自己解決してしまって、相手が拍子抜け。相手にも話を聞いてくれだけで感謝しつつ、拍子抜けさせてスンマセン。
一人で頭の中だけで考えている時の盲点
これってどういう事かというと、「頭の中だけで考えているだけでは、悩みがきちんと整理されているようで整理させていない」からです。だから人に話し始めると、人に話すために、悩みを整理していく。整理していくと、解決方法に自分で気がつく。これは人に話すだけでなく、SNS上の相談でも同じことがあります。悩みの内容を文章にしているうちに自己解決。もちろん投稿せずに誰にもわからない状態。そうならない悩みが表に見えるだけで、意外と自己解決できてしまった悩みというのは多いと思っています。
悩みがあったら、人に相談。冷静に考える余力があれば悩み、自分の状況を紙に書く
人に相談するのが恥ずかしいというのもあるかもしれません。でも「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥。」と同じで悩み相談はどんどんしていったほうが、相談相手の方とも仲良くなれるメリットもあるので、悩みは抱え込まずに表に出していきましょう。相談相手がいない?それならSNSでもなんでも相談できる場というのはどこにでもありますよ。
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コメント
ちゃとらん
現代版『SHERLOCK/シャーロック』では、話し相手がドクロだったのを、ワトソンに変えた理由を、「地下鉄に持っていけるから」と言ってました。
どこかのITエンジニアは、キューピー人形を話し相手にしているそうです。
誰か(人でも物でも)に相談するって、冷静な自己分析ができて、自己解決しますよね。
できれば、人間の相談相手が欲しいちゃとらんでした。