【31】根拠のない自信を持とう
こんにちは、手塚規雄です。
私がサラリーマンを辞める前と今とで一番何が違っているのか?それは自信の強さ、大きさです。
転職や独立を考えはじめる人の思考は「今の会社に居続けても大丈夫なのか?」という疑問に始まり、「こんな会社にいても何も変わらない」という不安に変わります。その後に「今の自分なら会社の外に出たほうが人生を変えられる」という確信に変わり、実際に行動に移していきます。
ここで確信に変わる瞬間にキッカケはあっても、成功するかどうかの根拠はまるでありません。転職や独立で成功するかどうかは結局のところやってみないと誰にもわからないからです。だからこそ根拠のない自信を持つことが大事だと考えています。
スキル、資金、情報はどれだけあっても足りることはない
どんなにスキルがあっても、どんなにお金があっても、どんなに情報があっても失敗するときは失敗します。逆もしかりで、ほとんど運だけで成功している人もいます。もちろんスキル、資金、情報を持っていれば持っているほど成功率は上がります。でもバグのないシステムがないのと同じで成功率は100%にはなりません。
また転職や独立にあたって、目の前の問題がオールグリーンな状態って現れません。どちらかと言えば黄色だったり赤が多かったりで、危険な状態で決断することのほうが多いです。
根拠の無い自信をもつメリット
自信を持つ人は持たない人より、頼りがい、決断力、責任感、リーダーシップなどがある「ように」見えます。つまり他人から良く見られやすいです。それが中身を伴うかは本人の能力次第ですが、人からどう見られているのかは意外なほど重要です。とくに人と接するときの第一印象はかなり変わってきます。
ある意味「ハッタリ」の力です。このハッタリはいつでもどこでも誰にでも使えます。意外なほどハッタリは見抜けません。ハッタリが見抜かれる場合、それは相手との実力差がかなり大きくある場合だけです。例えば子供が大人に対してハッタリをいってもすぐバレます。ですが大人同士になるとなかなかハッタリかどうか見抜けません。もちろん時間をかければバレる確率は高くなりますが、第一印象の力はそれほどまでに強いです。
最終的に自分の決断に心中できるかどうか
根拠のない自信を持っている人は、失敗しても懲りずに再挑戦していく人がほとんどです。はたから見れば無謀過ぎる挑戦の場合もあるかもしれません。よほどの井の中の蛙出ない限り、自分の想定した目標を達成していくことが多いです。それは遠回りか近道かは人にもよるし、それこそスキル、資金、情報、運にも左右されるでしょう。
最後に
変化の少ない安定した人生が好みの人は根拠の無い自信を保つ必要はありません。根拠の無い自信を持って行動すると、変化の多い波瀾万丈な人生を歩みがちです。変化を好む人ならば根拠の無い自信は元々もっている人が多いのかもしれません。
人生を大きく変えたいと思うなら、まずは根拠の無い自信を持ち、変化を好むと思えるようにする。これが最初に必要なことだと思います。