エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

【33】エンジニアって「欲」が無いよね

»

こんにちは、手塚規雄です。

私が知る限りではITエンジニアは「欲」がない人が多いように感じます。ITエンジニアは少なくとも出世欲はあまり持っていない人が多いアンケート結果がでています。

『SEの意外な本音?出世したいが4割、権限欲しいは7割』

権限は欲しいが出世したくない!という結果。出世して権限は持ちたいけど、その分責任も仕事も増えるので出世はお断り。もしくは権限持っても結局は変えられないからいいや。そんな気持ちが見える結果です。

出世欲だけかと思いきや、その他の欲も持っていない人が多く感じらます。「食欲」「性欲」「金銭欲」「物欲」「名誉欲」などについてです。たとえばお金については、もちろんあればいいけど、そこまで頑張っては欲しくない程度です。こう思っている人は実際には全体の2~3割程度でしょう。しかし他業種の方々はどちらかといえば、よくも悪くも欲にまみれている人が多く感じられました。「欲」の無いITエンジニアの傾向は

・食欲、性欲があまり感じられず、疲れているのか睡眠欲しか求めていない

・金銭欲、物欲、出世欲、名誉欲などもほとんど無い

・考えているのは、早く帰れたらいいなあという願望だけ

 (実際には早く帰っても何かするわけでもない)

・土日などの休日に趣味や欲を満たすなどの事をせず、何もせず休日を過ごしている

・人生に対してネガティブ思考

こういう人に共通しているのは、死んだ魚のような目で仕事(生活)をしている事です。そういう人に2つだけ物申したい。

「そんなんだから人生つまんねーだよ!」

「欲が無いから仕事遅いんだよ!」

 

欲を諦めているエンジニア

最初に上げた出世欲が良い例になっています。入社当時は早く出世して、多くの給料を貰いたい!と多少は思っていても、出世して部課長になっても責任と仕事が多くなるだけで、給料はそんなに増えない。そんな現実を知ってイヤになって出世欲がどんどん無くなってします。出世欲以外の他の欲についても同じような現実を見知ってしまい、諦めてしまっている。だからすべての欲に諦めてしまった。

でもそれって自分の周りだけの世界に限った話。同業他社、他の業界に目を向ければそれとは反対の世界の住人も居ます。つまり自分が所属している会社だけの世界しか知らない人ほど、欲を諦めがちな傾向があります。ITエンジニアという人種は元々自分の世界に閉じこもりがちなので、この思考パターンにハマりやすいと思っています。

そうやって全ての欲を諦めてしまえば、そりゃ人生がツマラナイでしょう。

 

「欲」がない人は効率が悪い訳

最初に断っておきますが、能力の差ではありません。やる気の違いを言っています。

「今日デートなんで、絶対定時で帰ります」

そう言っていつもの数倍のやる気を出す人がいます。毎日そうやってくれると嬉しいのが本音ですが、欲をやる気に変換して頑張れる人は多いです。その一方で気が付きにくいのが、欲が無くやる気のない人。早く帰る理由もないのでダラダラと仕事する。土日も予定がないから休日出勤しても大きな文句はない。そんな人居ませんか?こういう人のほうがやっかいです。

デートという「性欲」が最もわかりやすいですが、出世欲のために仕事を頑張る人もいれば、欲しいものが手に入る喜びで頑張れる人もいる。今日はゲームの発売日(リリース日)だから絶対に早く帰ると豪語する人も居ます。例を挙げれば、艦これのイベント開始だから帰るとかいう人も今では多いのでしょうか?(笑)

もちろん「欲」のせいで仕事がおろそかになる人もいるでしょう。そういう人が目立ってしまうため、「欲」は悪影響を及ぼすと思われます。目立つことはありませんが「欲」が無くて、無気力でテキトーに仕事している人のほうがよっぽどダメだと思います。

 

「欲」が無い人は「欲」を知らない人

「欲」といえばネガティブなイメージを持たれがちですが、「夢」「野望」「目標」などと実態はかわりません。肯定的にみていることが大事です。そして「欲」と上手に付き合うこと。

これにはその前段階があります。それは自分が欲している「欲」を知ることです。

・食欲なら美味しいお店や料理を知ること。そして月1で贅沢してみる。

・性欲なら出会える場を知ること。そしてモテるためにどうするのか?

・睡眠欲なら寝具や環境を知ること。温泉旅行でリラックスとかもいいのでは。

これらを楽しみにするだけでもかなり変わります。もちろんお金は必要です。私はこういうのをいっぱい楽しみたいからこそ守銭奴だし、仕事も頑張れるのです。何度も言いますが、「欲」を持っていても能力はかわりません。能力は同じでも、やる気が違うので確実に結果が変わります。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する