【28】忘年会、参加とサボるはどっちが正解?
こんにちは、手塚規雄です。
みなさんは今年、忘年会という飲み会に何回出席予定ですか?
職場、部署、会社と仕事関係もあれば友達同士の忘年会もある。相手が変わる分だけ忘年会が存在します。私の場合は、仕事上では1回だけです。さて、仕事上、忘年会にはどんどん参加したほうがいいのか?それともサボってしまっても問題ないのか?どちらだと思いますか?
ずっと同じ会社に居続けるなら参加しよう
忘年会などに参加することのメリットは上司に媚びを売るのでなく、上司の上司に自分の顔を売ることが大事です。部長とか役員とかそういう人に自分の顔と名前を知ってもらう。これが一番大事です。こういう飲み会以外で上司の上司に顔と名前を知ってもらう場がほとんどないからです。もちろん、会社によってはあるのかもしれませんが、それでも回数が少ないのは確かです。だからこそ顔を売るという営業は大事です。
この顔と名前を売るのは、昇進、昇給時に上司が自分を紹介しやすくなるためです。会社員時代の私の上司自身が社内で顔が広かったため、私もそれに便乗することができました。そのおかげで比較的早く役職付き(非管理職ですが)になれました。エンジニアとしての能力は並でしたが、やはり社内で有名になることは出世に結びつくと思います。
能力が高ければいつか認めてもらえる!本気でそう思っているなら、それは半分間違いです。出世する人間は能力も高く、社内営業や政治力と運を持った人が出世していきます。よい商品を作れば売れるはず!と思っている日本企業と同じ末路を歩みたくなければ、その価値観は変えた方がいいでしょう。たまーに運だけでたまたま出世する人もいますが、それは稀です。
転職や独立するなら、サボるほうがいい
社内で顔と名前を売るにはもってこいの忘年会。でも、いつかは会社を出ようとするならあまり意味がありません。社内でどんなによい評価を受けていても、社外に出ればほとんど関係ありません。
よくある話ですが、Aという会社に所属していた時には、社内、社外共に信頼され人脈があった。そんな人でもBという会社に転職した瞬間、なぜか過去の人脈が使えなくなった。そんな話を聞いたことありませんか?それはその人の能力が低かったわけではありません。結局その人が優秀で信頼されていても、「会社Aに所属している人」だから付き合いがあったということです。良くも悪くも結局は、所属や肩書に恐れている人、コンプレックスを持っている人、権威主義者などは多くいるということです。
飲み会が苦手な方、参加したくない方へ
会社の飲み会に絶対に参加しないキャラ作りをしていきましょう。そうすれば相手側から諦めて、そのうちに誘われなくなります。そして、飲み会に関していろいろ言われるようになりますが、鉄の意志をもって華麗にスルーしていきましょう。飲み会がイヤでイヤでしょうがないのに出席している人は、人の目を気にし過ぎる場合が多いです。もちろんパワハラで強制参加させる会社もあるようですが、大抵の場合は断る勇気が無いだけ。
本当に嫌なら断りましょう。その断りのせいでちょっとだけ小言を言われると思いますが、それをスルーし続ければ相手の方から折れてくれます。そんなキャラクターの人はどこの職場に一人ぐらいは居ますから。
なんだかんだ言っても、普通に会社の飲み会でも友達との飲み会でも楽しめる人はどんどん参加したほうがいいと思います。私はコチラのタイプ。
結局は「楽しめるそうなら参加、嫌なら欠席」が大正解なのかもしれません。
コメント
前職(本エッセイ中の会社A)と直接・間接的に無視するわけにもいかない仕事つながりありの転職または起業、だから飲み会に参加が中立または働くというシナリオもあるかもしれません。
でもすっぱりそういうケースを切り捨てた考察に仕上がっていて論旨がすっきりしているということ自体が稀なケースだから特別記述しなかったということになるんでしょうね。