成長していく後輩の姿に幸せを感じるエンジニアのひとりごと。もっと熱くなろう!

病は気から

»

 お久しぶりです。福島はかなり冷え込んできて、今にも雪が降ってきそうな勢いです。僕の愛車も先週の休みを利用してスタットレスタイヤに履き替えました。これでいつ雪が積もっても安心です。

 前回、マラソンにチャレンジし、その後何もしなくなった、そして下腹が出た! というお話をしましたが、下腹だけでなく風邪をこじらせ咳まで出るようになってしまいました! そして1カ月近く止まりません。徐々に収まりつつあると思っていたら、次の風邪をもらってしまう始末……とほほ。健康って素晴らしいと感じる毎日です。

 僕は、昔からなのですが、大きなプロジェクトが終わって一息つくと必ず風邪を引きます。ピンと張り詰めている時は体調はすこぶる良くて、まったく風邪もひきません。インフルエンザが猛威を振るったときでも無敵(ゴキブリのようにしぶとい)です。まさに「病は気から」ですね。

■社内報による活性化プロジェクト

 社内の活性化のため、僕の所属しているチームと個人でそれぞれ社内報を作成しています。1つは主に技術情報が主体のもの、もう1つは人材にフォーカスを当てたものの2種類です。

 僕の所属している会社は約200~250人の社員数を誇ります。地方の企業ではありますが、地域でも有数のIT企業です。しかし、最初のコラムでも書きましたが、かねてから関東圏と地方の技術格差というものを感じています。そこで今年4月から僕の所属しているチームで社内報を作りはじめました。みんなに「技術」に対して興味を持ってもらおうと思ったのが社内報を作るきっかけです。

 しかしながら毎月発行するのは結構大変です、宣言した限りは休めません。記事を作成する編集者は約12名で、それを3チーム(4人/チーム)に分けて毎月発行するようにしています。ちなみに僕は1人で隔月程度、人材にフォーカスを当てた社内報を出しています。

■統計を取るべし

 社内報はWebサーバにPDF形式等で配置し、統計のために誰が何月号を読んだかをログを取り、分析の結果を次の社内報につなげるようにしています。実際の状況はというと、会社に常時在籍している社員は約120名ほどですが、購読数は70~90人とまずまずの数値で推移しております。

 部門別、年齢別など多角的に分析することで、次第に社内報の改善点が見えてきます。また、会社自体の技術に対する弱点までも見えてくるので、統計を取るということがいかに大事かわかります。

■結果は?

 実際に始めてみると、とても好評でした。技術情報ばかりではありますが、普段技術に直接触れることのない管理職の方々からも「こういった技術が今のトレンドなんだね」などの言葉をいただいております。最近は、一般社員があまり話す機会のない経営陣の声を届けるためにインタビューなどをしています。編集員も購読率を意識するようになることで、社内報がより良い内容になってきています。

■社内報作成のポイント

 この社内報はボランティアとして有志が集まって作成しています。僕たちのチーム自体は普段の仕事がもちろんあり、本業をおろそかにするわけにはいきません! そういったボランティア活動があってこそ、社内報が成功しているんだと感じられます。仕事だと自由に書けない、仕事だと周りからの不満の元になったりとマイナス面が多いからです。

■これから

 さらに良い社内報を作るため、「アンケート」を取れるようにWebサイトも作りました。活動し始めてまだ半年です。今後ともよりよい社内報を作り活性化を図っていきたいと思っています。今後の動向もこのコラムで書いていきたいと思います。会社の中でも少しづつ根付いてきていると感じる今日この頃です。そして間違いなく社内の活性化につながっています、みなさんも始めてみませんか?

 最後になりましたが、僕が発行している社内報は作成に約2週間かかりました。苦労して生まれただけあって可愛い子供のようです。11月号も先週発行したので、しばし休憩したいと思います。ではまたお会いしましょう!

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する