「技術がある」と口で言うだけじゃわからない
タイトルは「情報処理技術者試験」の昨年春のキャッチコピーです。たまたまホームページを見た時、その言葉が僕の心を打ちました。
秋の試験を受験した方、今はほっと一息ついていることと思います。本当にお疲れ様でした!
そんなことから、今回は資格取得のお話をしたいと思います。
■資格取得から得られるもの
コラムニストのみなさんのコラムを見てみると、資格取得してレベルアップしている方もいます。僕も大賛成です。コラムニストの皆さんのように凄い資格ではありませんが、実際に僕も自分へのチャレンジとして定期的に目標を立てて受験しています。
以前の僕は、資格より実務優先で日々勉強してきました。しかし、スキルが高いか低いか測ることが出来ない、そのために得意としている仕事、やりたい仕事ができないなどの問題が浮かび上がってきました。やりたい仕事(道)があるなら対外的に証明できる物が必要だと思ったのです。
企業として、ビジネスである以上リスクを減らし、利益を追求しなければなりません。やりたいといってもすぐにその仕事ができるわけではありません。
「やりたいと言うだけなら誰でも出来る。任せられるだけの根拠(実力)が必要」
そう思います。やりたい仕事があるなら実力を示すのが一番早いのです。そのために資格を取ろうと思ったのは、30歳を過ぎたころでした。今思うと、もっと早く気がつけば良かったと後悔しています。
僕が実際に勉強を始めて、わかったことがあります。
- 実務で得られる知識はその製品の30%が良いところ
- 勉強する過程から、一番得られるものが大きい
- 精神面での自分自身の成長、実力は仕事につながる
合格することに意味があるのではなく、その過程を踏むからこそ成長できるのです。
勉強中は見たいテレビや、大好きなビールもある程度我慢する必要があります。誘惑との戦い、それが一番辛くもあり自分自身を高めてくれるものだと感じています。しかし合格後の充実感とビールは格別であり全てを忘れさせてくれます!!
さて、今年も残すところあと2カ月です。今年の締めくくりとして何かにチャレンジしてみませんか? 僕も何か……挑戦したいと思っています。
■最後に
前回、マラソン出場についてお話ししましたが、きっかけの1つとして健康や肥満対策がありました。その後の僕はというと……なんと走っていません。心なしか下腹がぽっこりとしてきてしまいました。歳も歳なので運動しないといけませんね。
そして、福島県はすでにかーなーり寒いです。そんな寒さに負けて走るのをためらってしまっているので、負けない強い心が欲しい今日この頃です。大きな仕事を成功させるのも、資格を取得するのも誘惑に負けない心が大事ですから。弱い自分が情けない……。
今回は「情熱プロジェクト」の続きをお話しする予定が、まったく違う話になってしまいました。次回こそは! お楽しみに。