@IT自分戦略研究所 編集部が、エンジニアライフのおすすめコラムをピックアップします。

恥ずかしがり会社員は避難訓練を真面目にやらない

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 本音が語られるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。本記事では、おすすめコラムを厳選して紹介する。

  • 【ことわざ】バグ取りがバグになる
  • 【体験】初めての炎上体験
  • 【考え方】東日本大震災に見た 非常時に逃げる人と闘う人

【ことわざ】バグ取りがバグになる

 『SEの格言・迷言・ことわざ集』のちゃとらん氏は、「バグ取りがバグになる」ということわざを作成した。

 このことわざは、「本番稼働中のシステムにおいて、バグを取ったつもりが、逆に別のバグを発生させてしまう」という意味で使われる。「バグを取るときは、慎重に」という教訓の裏返しでもある。

 「バグ取りがバグにならないようにね~!」などと声を掛け合ってみてはいかがだろうか。

【体験】初めての炎上体験

 『まっすぐ生きよう、できるかな。』のラグ氏は、「プロジェクトが炎上した理由」をつづっている。

 IT業界に勤めていれば、一度は炎上を体験したことがあるのではないか。特に年末年始は、不思議と炎上する時期なのだ。

 日本では、炎上の防止策を研究し、ソーシャルメディアを企業が活用する際のリスクを低減する手法を考える「ニューメディアリスク協会」という組織も存在するほど。

 炎上と隣り合わせの生活は、まだまだ続きそうだ🐷

【考え方】東日本大震災に見た 非常時に逃げる人と闘う人

 『IT技術を日常生活で活かそう』のabekkan氏は、「緊急時に見る器の大きさ」について述べている。

 2年前の東日本大震災が起きたとき、ディズニーランドのキャストの対応が話題になった。誘導や応対の仕方が素晴らしかったという話が、ソーシャルメディアを中心に駆け巡った。

 「日本人の他人を思いやる・もてなす心は素晴らしい」と、よく言われる。2年前にも世界から称賛され、そんな国民性を誇りに思う。

 しかし、その裏側で、非常時に自分の安全を第一に考え行動してしまう人へは厳しい目が向けられることもある。このコラムに登場する例も、その一例だろう。だが、緊急時に自分の身の安全を第一に考えることは、必ずしも責められることではない。自分がまず安全でなければ、他人をケアすることも不可能となるためだ。

 緊急時の身の振るまい方は難しい。だからこそ、小学生のときにきちんと机の下にもぐって訓練していたときのように、次回の会社の防災訓練でも恥ずかしがらずに机の下にもぐってみようと思う。

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