後悔せずに生きるため、いまわたしは「無職」となる
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。無職から考えるキャリアビジョンについてのコラムと、2人の新規コラムニストのコラムを紹介する。
- めぐりあったのは、たった1つの不思議なプロジェクトでした
- 無業からはじまるキャリアビジョン
- SOHOをしながら講師をする
後悔しないように生きると決めた
元外資系ITマネージャ 46氏による『ドロップアウトからのキャリア七転び八起き』。無職状態から、キャリアビジョンについて考える。
46氏はつい最近会社を退職した。今後の就職先はまだ決まっていない。いわゆる「無職」状態だ。以前働いていたとき、46氏はあまりの忙しさにやりたいことがほとんどできない状態だった。「後悔しない生き方をしよう」と決めて、46氏は仕事をやめた。
いま、46氏は「やり残したことを減らす」ためのビジョンを模索している。やりたいことと求められていることのバランスをとりながら、後悔しないための生き方を考える。「やりたいことリスト」「行きたいところリスト」を作っている最中だという。
「ぽちっと押したらドーン! となる」……わけない! マジカル仕様書
新連載を紹介しよう。草食系妙齢プログラマ 野口おおすけ氏による『不思議そうで不思議でないちょっと不思議な現場の話』がスタートした。勉強会の懇談会でネタになる「不思議なプロジェクト」「不思議なエンジニア」を紹介していく。
「……これ、おかしくない?」と頭を抱えたくなるプロジェクトがある。これら「不思議なもの」は、主に以下の3つに分類できる。
- マジカル仕様書:「『ぽちっと押したらドーンとなる』ということが一言だけ書いてある」といったように、仕様書としての意味をなしていない仕様書
- ミステリアスソース:「ifブロックとelseブロックがまったく同じ処理をしている」といったように、プログラマが何を思って書いたのか不明なコード
- エキセントリックマネジメント:「仕様書の枚数が決まっている」といったように、プロジェクトの明日が不安になるマネジメント
これから野口氏は、実際に体験した「不思議な現場の体験談」を紹介していく予定だ。
SOHOエンジニア、教壇に立つ
もう1つ、新連載を紹介する。SOHOエンジニアとして働きながら専門学校の講師を勤めるまっつん氏による『二足のわらじ-さすらいエンジニア教壇に立つ-』。システム開発の現場と教育現場のギャップをレポートするという。
まっつん氏は、専門学校の2年生に「Javaの基礎」を教えることになった。しかし、教科書どおりにやると、もしかしたら学生たちがプログラミングの魅力を分かってくれないかもしれない。そう考えたまっつん氏は、授業を3つのパートに分け、プログラム作成をゲーム仕立てにした。この工夫により、授業は大いに盛り上がった。今後は、Javaの基礎概念を教えていく予定だという。
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