言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

"Unko"(うんこ)とテストコードで出力できる職場にしよう

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みなさま、おはようございます。Horusです。

abekkanさんのコラム「ばっかじゃないの?!と職場で言えるようにしよう」の乗っかりコラムを書いてみようと思います。乗っかりコラムを執筆するにあたりKyonさんの、「アホちゃう?!と職場で言えるようにしよう」から、そのまま出だしをパクらさせて頂きました。

個人的な見解ですが、「ばか」や「あほ」と職場で発言するのは、いささかエレガントさに欠けるように感じます。そこで私から提案したいのが "Unko"(うんこ) です。まず、個人的な見解を述べるのであれば、以下の一言に集約されます。

炎上プロジェクトのテストコードで "Unko"(うんこ) と出力しても現場にものを言わせないくらいの技術力で突き抜けろ。

あくまでエンジニアとして向かい合うべきは、自分のスキルだと思います。エンジニアは、己の抱える孤独と向き合う「ソルジャー」です。「ばか」や「あほ」は三人称で使うと中傷になります。二人称で使うとしても、ギリギリのコーナリングを狙うような際どさがあります。ただ、そんな刹那なスリルより、"Unko"(うんこ) 一つだけで、一人称で突き抜けていきたいです。

"Unko"(うんこ) は固有名詞です。そこに人称という概念は存在しません。ただ一つ、「This is It」のような確固たる断定、それだけが存在します。誰が何と言おうと、そこにあるのは "Unko"(うんこ) だ。いかなる権限にも覆されない存在としての "Unko"(うんこ) 。もう、その一言で全てを内包しています。この唯我独尊感は「ばか」や「あほ」ではたどり着けない境地かと思います。

一般常識で考えると、テストコードとは言えどログの出力で "Unko"(うんこ) と出力されたり、関数やクラスの名前が "Unko"(うんこ) だったら、厳しく注意を受けることでしょう。しかし、それでいてなおテストコードに "Unko"(うんこ) が紛れていても、その実力は認めざるを得ない。そして、会議の場でマネージャが神妙な表情で "Unko"(うんこ) と連呼せざるを得ない。そのくらいのレベルになれれば、エンジニアとして最高かと思います。

もう、テストコードで hoge 書いている場合ではありません。 "Unko"(うんこ) です。 "Unko"(うんこ) 書きましょう。 "Unko"(うんこ) 現場でもログに出力された "Unko"(うんこ) に「"Unko"(うんこ) が出たぞ!」と言わせたり、クラスとして定義した "Unko"(うんこ) に対して、 "Unko"(うんこ) を連呼する熱い議論を繰り広げさせたりしてみたいです。そこまでできれば、ある意味、エンジニアとしては本物かもしれません。

"Unko"(うんこ)"Unko"(うんこ) と、何をふざけたことを言っているんだとご立腹な方もいるかもしれません。ただ、そういう人に一言「ケツの穴が小せぇ」とお伝えしておきたいです。だから "Unko"(うんこ) が出ないのです。考えてもみてください。ちょっとしたジョークも通じないような現場でイノベーティブな発想ができるでしょうか。自分の責務に対して楽しんで取り組むための工夫はしているでしょうか。だから "Unko"(うんこ) なのです。閉塞した空気を、是非とも "Unko"(うんこ) で突き破って頂きたいです。

・・・とまぁ、流れに任せてコラムを書いてみたのですが、うーん、こんなので如何でしょうか。

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コメント

匿名

$ curl -s https://el.jibun.atmarkit.co.jp/horus/2019/08/unko.html | w3m -T text/html -dump | grep -e 'うんこ' -ie unko -o | sort | uniq -c
26 Unko
24 うんこ

この記事中では、Unkoを26回、うんこを24回使っているようです。

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