ゴールデンウィークなんでやる気のないコラムをかいてみる。
ゴールデンウイークです。人によっては二日間有休を取って、十連休の人もいるかもしれません。そこで一つ、懸念があります。@ITのコラムって、仕事の合間に読まれることが多いようです。なので、一生懸命書いたコラムを連休中にアップすると、普段より読む人が減るんじゃないでしょうか。実際どうなのか、編集の方に聞いてみたいところです。コラムのスタンスとしては、ほとんど独り言ですが、なぜだか気になってしまします。
十年前くらいのエンジニアライフを読むと、技術的な話で炎上していたりと、非常に華やかだったです。最近のコラムだと、なかなかそういうことがありません。むしろ、どなたかが書いた小説に感想のコメントがついて、和気あいあいとしていたり、平和になったものです。争いを望む訳ではないですが、一時期のような勢いがなくなりました。コラムの内容も、具体的な技術に関するものも減ったように見えます。
コラムを書く側の立場か見ると、今時の技術はなんだかんだで安定しています。一時期、仮想化が話題になったころのような画期的な技術というのが出てこなくなりました。いろいろと新しい仕組みや変化はありますが、基本的に今あるもので足りているような状況です。ある程度の定石が固まってきているのと、コーディングのスタイルがフレームワークやモジュールを使うものが中心になってきたので、個人同士での議論の余地が少なくなったのかもしれません。
ここ最近、何を書くと一番ウケるかというと、お金の話です。「儲かる・儲からない」の話をすると、話題に食いついてきます。そういうネタで書けばアクセスは伸びるかと思いますが、いかんせん、私はそういうことにあまり興味がありません。別にアクセスが伸びたからといって、お金が出るようなものでもありません。自分の思うことを自由に書けるのが、エンジニアライフの良さでもあります。
長い期間コラムを書いていると、特にこれといって訴えたいことも無くなります。ITの勉強にしても、恋人関係にしろ、情熱だけで繋いでいれるのは最初だけです。常に何かを続けるのに必要なのは、情熱より上手な惰性との付き合い方かと思う。ノリに乗った時に勢いをつけるのも大事だけど、怠惰な時でも行動できるように調整するのとは別の知恵が必要になります。本当に、よく今までエンジニアライフって続いてきたなぁと、しみじみ思います。
コメント
すぎエモン
一昔前は、マサカリ担いだモヒカンな人たちが
「ヒャッハー!」していた時代ですね。
鋭いマサカリ投げ合って、死滅してしまったのでしょうか…
そういえば、世紀末も随分と昔になりましたからね。
Horus
「ヒャッハー!」な人がいた時期の方が、鋭いまさかりは飛んでいたが、いろいろな創意工夫に満ちていたようにも思えます。
良いか悪いかはおいておいて、本気で何かに取り組んでいたら、まさかりの一つも飛ばしたいくらい心境にはなるのかと思います。