学習目標としてのグロービッシュ
ご縁があって、AERAで筆者をご紹介いただきました。「あと20年働くためのキャリアの教科書」という大特集の「ダブルメジャーで生涯現役」というコーナー(p.30-31)で取り上げていただいたのです。記事の中では、筆者が英語を学び直したことについても触れられています。
オルタナティブ・ブログの記事に書きましたが、初めての取材がAERAだったことには不思議な縁を感じています。現在、筆者のホームページ等でプロフィール写真として使っている写真は、昨年、カメラマンの方が「AERAの表紙に使えそうな感じで撮りましょう」と撮ってくださったからです。残念ながら、そのときに撮っていただいた写真館はもうありません。そのカメラマンの方には、AERAで取り上げていただいたことを是非お伝えしたかったのですが。
■学習目標としてのグロービッシュ
本コラムでは、すでにグロービッシュについて取り上げてきました。
- 「グロービッシュはブロークンでよい」と誰が言ったのだろうか?(2014/04/14)
- ネイティブスピーカーからはbrokenと評されるGlobish ー しかし... (2014/04/21)
前記2つめの記事(2014/04/21公開)で、筆者は、以下のように述べました。
時制と語彙に関しては賛成しかねますが、筆者はGlobishがESL(English as a Second Language)のひとつの学習方法であると思います。(中略)spoken English、written Englishとも、一定の水準に達することを目指すのがよいのではないかと考えます。
Globish、そしてカタカナ語化したグロービッシュには、功罪両面があると思いますが、英語学習の中間目標として選択することは適当だと思います。
もう一度、Globishの考案者であるネリエール氏の動画をご紹介しておきましょう。
YouTube: Globish The World Over
かなり癖があると思いますが、伝える価値のある事柄について話し、それを伝えて欲しいと思っている人が聞くのであれば、十分に伝わると思います。そのような状況(文脈)では、ひるむことなく話す姿勢が肝要だと考えます。
■公開講座「際限なき英語学習から脱却!グロービッシュ入門」
さて、八洲学園大学で行う、グロービッシュを取り上げる公開講座が迫ってきたので、改めて告知させてください。
この講座では、グロービッシュの売り文句が一部で誇張されている状況を踏まえて、グロービッシュを正しく理解し、どう向き合っていくべきかについても解説します。
日時:2014年12月6日(土)13:00〜14:30
場所:八洲学園大学 (横浜駅東口 徒歩10分、横浜市営地下鉄 高島町駅 徒歩1分)
費用:2,000円
受講:来校およびインターネット(同時中継または録画)
※録画は開講1カ月後まで視聴可能(開講後も申し込み可)
概要:①グロービッシュとは何か、②英語の目標設定とグロービッシュ、③グロービッシュの学び方、④グロービッシュを超えて
対象:英語学習の道のりが長すぎてモチベーションを保てない」とお困りの方 / 英語学習に挫折してしまった方 / 近い将来、ビジネスで英語を使いたい方
詳細は、八洲学園大学の案内をご覧ください。