ITエンジニアとしての私
すっかりご無沙汰しております。
早いもので、最後に投稿してから3年半もの時が流れておりました(汗)
今回は、ITエンジニアとしての私について、近況をお伝えしたいと思います。
結論から申し上げますと、私はITエンジニアとして生計を立てている状況です。売上の7割は、ITエンジニアとして報酬をいただいております。
独立後
2013年4月に中小企業診断士として登録し、同年5月に勤務先の承認を得て兼業で個人事業を開業しました。当時はキャリアチェンジした積もりでおり、翌2014年7月に独立してからは、海外の案件にも積極的に従事しました。
しかし、振り返って見れば、傍目にどう映るかを当時の自分はあまり考えていなかったように思います。
独立後に海外の案件や企業支援の案件に従事する機会を得たものの、サラリーマン時代の私はどちらもほとんど実績がありませんでした。海外経験は出張ベースで米国西海岸のみしかありませんでしたし、企業支援は経験がなく、自身の勤務は研究開発部門に限られていました。
一方、ITについては、学生時代からの専門であり、会社員時代にはネットワーク・データベース・セキュリティ・文書処理を中心とするアプリケーションに従事し、研究・開発・システム運用、エンジニア・マネージャ、プロジェクト管理・品質管理・知財・契約など、さまざまな分野と役割を経験してきました。
海外の案件でも企業支援でも職務経歴の有無は大きく、私はIT専門家がたまたま中小企業診断士の資格を得たと見えていたでしょう。経営コンサルタントというより、経営の知識があるITエンジニアとして捉えられていたということです。
現在でも、傍目にはやはり同じように見えていると思います。
IT関連案件
IT関連の案件における私の立ち位置は、経営の知識があるITエンジニアです。基本的に、会社員時代に経験することができた様々な技術分野と役割が評価され、プラスアルファとして経営の知識と経験が評価されていると思います。
この分野では、大変ありがたいことに評価いただいていると思います。また、昨年からセルフサービスBIに積極的に取り組んでおります。
T型/Π型人材
専門性と広い知識を併せもつ人材をT型人材あるいはΠ型人材ということがあるようですが、ITエンジニアとしての私はT型またはΠ型とご評価いただいているものと思います。お客様からすると、顕在化していないニーズを汲み取って具体的に解決策を提示できるのが便利なのだと思います。
無駄なことは何もない
篠原涼子さん主演の映画「今日も嫌がらせ弁当」で「無駄なことは何もない」というキャラ弁が登場しました。反抗期の次女と衝突した母親からのメッセージです。
会社員時代にはいろいろな経験をさせていただきましたが、当時は「貴重な経験を積ませていただいた」という謙虚な気持ちが持てず、「なんでこんなことをやらないといけないのだ」という不遜な態度でした。(今は心から反省しています。)
独立後は、会社員時代に本当に貴重な経験を積ませていただいた、と実感しています。そして、自分自身の経験に基づいて、企業支援を行なうことができています。
最後に
以前から本コラムを読んでいただいている方には「あれ、英語の話題はどこに行った?」と思われたかもしれません。英語(とくにライティング)は私の数少ないコンピテンスなので、適時使っています。英語については、機会がありましたらまたコラムに書こうと思います。
補足
このエントリーは、なぜかステータス「未公開(原稿)」で放置状態でした。最後に更新された日時で投稿します。(2022/10/30 11:31)