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第747回 覚悟を決める

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 先日、プロコーチの方にコーチングをしていただく機会がありました。時間は約2時間ほどでたっぷりセッションをしていただきました。

 私自身、コーチングをする機会も多いので、久しぶりにコーチングをしてただくことにちょっとした戸惑いもありました。ですが、コーチングしていただいて私自身は良かったです。それは今の私が抱えているモノが言語化されたからでした。今回はそんなお話です。

■コーチがコーチを受けるとき

 自分が担当させてもらっている仕事をお客さんも立場で受けるとき、私は純粋にお客さんになり切れない部分があります。例えば、私は研修講師の仕事をさせてもらっていますが、イチ受講生として研修に参加する場合、どうしても講師の動き、所作、振る舞いなどに目がついてしまい、参加者になり切れないことがあります。

 今回、コーチングを受けることになった時もそんな心配がありました。そのため、コーチングの最初に行うチェックインで私はキャリコンやコーチングを多数行ってきていることを自己開示して、相手のコーチに知っておいてもらうようにしました。

 そうして、実際にセッションが始まったんですが、やはり最初は「あ、こういう質問してきたなぁ」とか「ここで話変えてきたなぁ」のように技法的なことに意識が向いてしまい、コーチングに集中できていないなぁと思ってしまっていました。

 この時、正直にコーチングに集中できていないこの状況を自己開示した方が良いかなぁと思ってたんですが、相手もそれを察知してくれたのか、こちらが質問に集中しなければならないような深い問いかけをたくさんしていただくような流れに変えてくださいました。

 その結果、少しずつコーチングに集中できるようにしてくださり、気づいたらどんどん自己開示をさせてもらっているような状態になっていました。この辺は流石プロコーチだなぁと思いました。

■自己開示の中で気づいたこと

 その時のコーチングのテーマは私が今一番大切にしていることだったのですが、相手とのセッションを深めていく中で少しずつ自分の考えというモノが言語化されていくことがわかりました。

 先週のコラムでも書きましたが、今の私は本当に仕事に忙殺されています。一日の大半を仕事で過ごしているような状況なんです。そんな中で私は何を考えていたか。

私は今の状況をやり切りたい

そんなことを話していました。勿論、これはずっと意識していたことではありましたが、言語化することでさらに強く意識することができました。そこで、相手からこんな質問をされました。

「今の自分を表すとしたらどんな言葉ですか? 」

この言葉、その時すごく刺さったんですよね。その前段として「今の状況をやり切りたい」と話した後だったので、余計にそうなったのかもしれません。

 暫く考えた後、私はこう答えました。

「覚悟...ですね」

 ここで初めて自分の口から「覚悟」という言葉が出てきました。それは、今の状況をやり切るためには私自身腹を括らなきゃできないと思っていたのでしょう。だからこそ、自然に覚悟という言葉が必要だったのかもしれません。

 そして、その言葉を発した時、

「あぁ、そうか、私に必要だったのは「覚悟」だったんだ」

ということが分かりました。これは私にとってすごく大きな発見となりました。

■覚悟を決める

 正直これまでの仕事は、私自身そこまでパワーを懸けなくても対応できていたことが多かったと思います。しかし、今は違います。量も質もかなり高いモノが要求されています。それを実現するためには、少なくとも私のレベルでは余力を残した状態では到底太刀打ちできない状況です。

 私自身、それが分かっているからきっと「覚悟」という言葉が出てきたんだと思うんです。

「覚悟を決める」

 改めて、この言葉を私自身が発した事の重さを感じています。この言葉を発した時、退路を断ったような気持ちになりました。言葉を発した以上、後はやるしかありません。

 私は私の求められていることを実現するために、覚悟を持って仕事をします。そのために、今できることは精一杯やりたいと思いました。

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