489.無駄な努力
初回:2026/9/23
『無駄な努力などない』と言われることがありますが、本当でしょうか?
P子「本当でしょう」※1
本当です。
ほな、さいなら
1.無駄な努力
P子「いやいやいや、そんな簡単な話じゃないでしょう」
まあ『無駄な努力』はないかもしれないでしょうけど『非効率な努力』というものはあるかもしれません。
P子「非効率な努力って」
何のために努力するのかというと、目的を達成するために行うと思います。目的の達成を成果と言い換えても良いかもしれません。つまり、成果を出すために行う手段の一つに努力するというのがありますが、その作業量...費やした時間とか苦労の量などが、成果に対して釣り合わない場合、非効率だったと言えると思います。
コスパ、タイパで言うと、セイパって言う所でしょう。
P子「セイパって、成果パフォーマンス? そこだけ日本語?」
この非効率な努力というのは、判りやすい例で言うと、プロの指導者や専門家に習わないで独学するとか、独学するにしても専門書などを使わずに頑張るとかそういう感じです。
また、専門家に習ったとしても、自分で考えずになんとなく言われたことを単純に繰り返すだけとか、精神的に楽しくないとかだと、同じ時間をかけても学習スピードは早くなりません。つまり非効率という事です。
また、指導内容自体が正しくても、自分に合わない場合は、努力に対して成果が出しにくくなると思います。
例えば、ジャイアント馬場さんが騎手を目指しても成功しなかったでしょうし、武豊さんが相撲取りを目指してもダメだったかもしれません。
P子「ジャイアント馬場さんって、いつの時代? まあ、身長以前に体重制限でNGでしょうね」
これは極端な例ですが、スポーツの世界ではあこがれの選手と向き不向きというのがあります。私はテニスが趣味ですが、あこがれの選手のラケットやフォームを真似してるけど、その人には合わないなあと思っても本人は納得してるみたいなのであえて言いませんが、いくら頑張っても上達しない人がいます。
P子「多分、それは勝つとか上達することが目的ではなく、なりきるテニスをすることが目的なんでしょう」
まあ、それならそれで、本人の目的が達成できてるんですから良いのでしょうけど、自分が上達していく過程も楽しいもんですけどね。
2.効率的な努力
非効率な努力があるなら、効率的な努力というのもあるでしょう。
ところが、この効率的な努力というと、少し危なっかしく感じます。というのは、目的に向かって一直線に進むという事で枝葉を払い、必要のない事は切り捨てるという事です。ダメとか間違っているというつもりはないのですが、努力に効率化を求めるというのは少し違うと思っています。
P子「でも、最短コースで成果を上げるには、効率的な努力が必要でしょ」
少し違うとか、危なっかしいとか思うのは、あくまで個人的な意見です。
ただ、私が言いたいのは一直線に目的に向かう努力という意味ではなく、正しい努力を行うことを非効率な努力の反対語として、効率的な努力と呼んでいます。それであれば、当然、非効率な努力より効率的に努力を行うのが良いと思います。
P子「2つの区別が難しそうね」
さて、非効率な努力と無駄な努力は、根本的に違うと思っています。
非効率な努力は、効率が悪いだけで一応目的には向かっているという事ですが、無駄な努力というのはいくら積み重ねても目的を達成することができない努力です。
例えば、富士山に登るのに車で行けるところまで行くというのは、ひとつの効率的な方法です。これを最初から徒歩で登ろうとするのは、非効率と言えるでしょう。もちろん、頂上に登るというのが目的であれば、という条件付きでしょう。そして、富士山に登ろうとしているのに九州に向かって阿蘇山に登ろうとするのは、無駄な努力という事です。
P子「富士山と阿蘇山を間違えて登る人なんていないでしょう」
でも、富士山に登る目的が、景色を楽しむとか、山登りが楽しいとかいうことが、20%くらいあれば、間違って阿蘇山に登っても 20%程度の目的は達成したことになるかもしれません。
P子「無駄な努力はないという例にしては極端な例ね」
無駄な例は存在しないという事です。
3.まとめ
効率的な努力とか、非効率な努力、無駄な努力について少しだけ述べましたが、これだけでははっきりしなかったかもしれません。
ここで言いたかったのは、周りを見渡すと非効率な努力をしている人が結構多くいると感じるからです。
この非効率な努力を続けると、伸びが止まります。するとそれより先の努力は成果に結びつかない無駄な努力に代わります。そうならないためには、常に努力の方向性を見失わないようにする必要があると思います。
ただ、個人的には効率的な努力も危うい面があると思っているので、なかなか難しい問題だと思っています。
P子「成果と結びつかない努力が、別の成果に結びつく可能性もあるものね」
ほな、さいなら
======= <<注釈>>=======
※1 P子「本当でしょう」
P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。