地方エンジニアが感じる地方・中小企業での悩み

自宅環境をどうにかしたいけど

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 3 月も終わろうとし、明日からはもう 4 月になります。私の住む地域では、雪がようやく姿を消し冬の間にまかれた砂利があたり一面に残っている状態で、こうなってきて初めて春が近いことを感じたりもします。雪が少ない土地の人にしてみれば、何を言っているのかよくわからないかと思いますが、こちらでは冬の間の路面は非常に滑りやすいこともあり、滑り止めのために交差点には砂利が入った袋が用意されて自由にまくことができます。それが雪解けとともに一斉に姿を現してきたというものです。

 去年の今頃は、来月から開始する新人研修のために色々と準備を行っていたのですが、今年の今もまったく同じことをしていたりします。私の勤める会社ではほぼほぼ在宅勤務を行っていますので、新人の皆さんと直接顔を合わせる機会がないのもあり、これまでとは違った苦労が待ち構えていそうです。もしかすると入社時点から一度も事務所に出社したことがない、そういった人たちがこれから増えてくるかも知れません。

 去年度は多くのことが変化した一年であったと思います。在宅勤務がメインになったことで、自宅環境を大きく見直した人も多いでしょう。また在宅で行えない業務な方々は、通勤から多くのことに気を付けることが増えたと思います。自分は在宅勤務になったので、自宅環境を見直したかったのですが、一人暮らしではないのでなかなか思うように環境を変えることができていません。

 元々限られた環境であれこれすることが多かったので、環境が整っていない中で作業することも珍しくはなかったのですが、それもここまで長く続くと考え直したいところが数多く目に入ってきます。事務所では机に椅子があったのですが、我が家では座布団にこたつテーブルという環境になり、最初のころは何となく気が乗らないことも多かったです。さすがに今では気持ちも切り替わりましたが、このような状況ではなかなか環境を整備させることも難しいでしょう。

 実際にどれほどの方が、私のように閑居を整えられていないかはわかりませんが、家族と暮らしている場合は、同じような状況の方が多いのではないかなと思ったりもします。ある程度統一して家具をそろえているところに、それまでになかったものを新しく用意するというのは、すごい難しいことなのです。座布団やクッションに座ることが多い生活をしているところに、椅子と机を用意すると非常にバランスの悪い生活空間になってしまいます。

 そういった事が理解できている今は、椅子や机を用意しなくてもどうにか慣れていこうと思えるのですが、それでもなんとか変えたいと思えるものもあります。

 私の中で一番変えたいと考えているのは、ネットワーク回りです。宅内の配線も年季の入ったケーブルですし、外部とアクセスするための回線は光であっても納得のいく速度が出なくなっていることが多いです。マンションタイプを利用しているのでどうしようもない部分は確かにあるのですが、ネットワークの速度が出ないというのは今では非常にストレスの原因になりますので、ここがどうにかしていきたいところです。

 難しいのは、キャリアやプロバイダを変えたからと言って本当に満足する速度が出るかどうかと言われると、そうとは言い切れない点です。付近で利用している人数が多かったり、ヘビーなユーザーが潜んでいたりすると思ったような速度が出ないのが非常に悩ましいところです。このあたりが事前に確認、もしくは試験可能であったら使う側としては非常にありがたいのですが、それもまた難しいことだとは感じています。

 このあたり、仕事でネットワークを扱う時よりも難しい問題が潜んでいたりすると思っていますが、少しずつでもよくしていきたいものです。まずは稟議と言うか説明と説得からなのかもしれませんが。

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