維持されるシステム
世の中には数多くのシステムが存在し、その中でも業務に関わるシステムの割合はかなりのものとなると思います。恐らく本コラムを読んでくださる方々の中にも、業務システム構築を生業とされている方はかなり多いのではないでしょうか。さて、業務システムの中でも、特に基幹システムには、多くの問題が潜んでいると考えています。
私の中で「大きい問題」としてとらえているのは、他のシステムと比較しても業務システムと分類されるものの多くがほとんど進化していない、という点です。時代は進み、技術も基盤も発展しているのですが、こと業務で扱うシステムとなると、途端に旧態依然としたシステムになってはいないでしょうか。
PCが普及してかなりの年月が過ぎ、多くの人が業務・非業務含めてPCに接する時間が増えました。コンシューマ向けは時代にあわせて少しずつ進化、改良されています。しかし、業務の世界となると、進化させている企業はほんの一握りではないでしょうか。システムをリプレイス・レベルアップさせても、基本的に行っている内容は変わらない、場合によっては提供する開発会社が変わったとしてもシステムの概要としてはほとんど変化がない。
良く言えば、「業務システムはかなりの年月をかけて突き詰められたものなので、特に変化する必要性がない」ということなのでしょうが、それは本当に真実でしょうか。
私も気がつけば結構な年齢になり、業界の中で見れば中堅層に位置すると思っているのですが、そのような自分が見ていても、決して業務システムは突き詰められたものでもなんでもなく、まだまだ発展の余地は膨大に隠れていると思います。細かいところも含め、もっともっと改善できると思える点はあるのです。
スマートフォンなどを含む新しいハードの登場、CPUの性能向上などの機械的進化、ハードウェアの世界は着実に先へと進んでいるのが目に見えます。では、ソフトウェアの世界はどうでしょうか。
極論するのであれば、ソフトウェアにおいてはほとんど進化していません。正しくはソフトウェアを構成する技術は進化していますが、それを用いるエンジニア達が進化していない、ごくごく少数のエンジニアを除き現状維持に努めてしまっているのではないでしょうか。
それを表しているのが「できない」という言葉だと思います。
残念ながら、この言葉を口にするエンジニアは、周りを見渡すと数多く存在しています。本来、エンジニアは「どのようにして課題を解決するかを考えなくてはならない」のであり、簡単に「できない」と言い放ってしまってはいけない職業だと思います。
しかし、いろいろな事情が重なっていることもあり、あまり考えることなく「できない」と口にするエンジニアが増えているのではないでしょうか。
私には、今の業務システムに関わるエンジニア達は、「できない」とだけ言い放ち、より良い方法を調べたり考えたりすることなく、今の姿をただ維持していこうとする人の割合が非常に高いように見えます。
割合が高い原因の1つと思われるのは、「業務の世界は、その業務を遂行するユーザーが最も良く熟知している」という考え方です。もし、それが正しいなら、エンジニアがシステムを考えるよりも、ユーザーがシステムを考えるのが最も効果が高いことになります。
しかし、結果を見るとその仮定を証明できる事例はかなり少数です。ユーザーが知っているのは現在の業務においてのみであり、目指すべき方向については反対に考えにくいものなのだと思います。
これは、エンジニア自身にもあてはまるのではないでしょうか。今の時点でできることはある程度知っているけれど、今後できるようになることや新しくできるようになることについては、かなり“人を選ぶ”のが現状ではないでしょうか。
世の中にある数多の技術から適したものを選択し、それで新しく構築することを行わなければ今後に繋がる発展はないのではないか、と私は思います。
今一度考えてほしいのは、今こうだから、という視点で考えるのではなく、本来はこうであるべき、など現状に捕われない考え方で進んでいく必要があるのではないでしょうか、という点です。
考えることを放棄して、現状を維持する。このことは、長い目で見るとメリットよりもデメリットが大きくなっていることが多々あるのです。
果たしてその方法がユーザーもエンジニアも、お互いに幸せになることができるのでしょうか。私にはどうしてもそう思うことができません。
「現状維持では、後退するばかりである」
これはウォルト・ディズニーの名言です。この言葉がすべてではないでしょうか。
コメント
インドリ
日本は「ことなかれ主義」が横行し、その結果現状維持に甘んじている事が多々あります。
それは、「揚げ足取りだけをする人」と「マイナス評価しかしない企業体質」が原因だと思います。
自分の既得権益を守りたい人達は、揚げ足取りばかりをして全てを否定します。
それがまかり通るのは、日本では「現状維持では、後退するばかりである」という発想がなく、「成功して当たり前、失敗したらマイナス評価をする」という企業体質を持っているからです。
ですから、本当は現状維持をしたくない人も、成功してもプラス評価がほとんどなく、失敗したら減点されるので冒険をしなくなります。
これはサラリーマン経営者が多くなった事による弊害だと言われています。
つまり、日本の企業体質、いえもしかしたら日本人の体質がそうさせていると言えます。
現に日本は明るい未来がなく、現状維持だけでは衰退するのが目に見えていますが、既得権益者が現状維持を固持し、非既得権益者達はそれを放置しています。
この問題は根が深いです。
CMP
ん~すみません、Ahfさんの言いたいことがよくわからない。
安定動作していて特に問題のない業務システムを捨ててでも、新しい技術や考え方を用いた業務システムに変更すべきだといってのかな?
それとも、できないを連呼している技術者に対する不満を述べてるだけなのかな?
Ahf
インドリさん、CMP さんコメントありがとうございます。
>成功して当たり前、失敗したらマイナス評価をする
(インドリさん)
この評価基準については多くの方が問題視されているように、私も同感です。
現状維持と新規に挑戦するのとでは後者の方が評価が厳しいですよね。
先日行われていたITサミットというイベントにてパネルディスカッションがあった
様子ですが、同様の事を言われている方がいらっしゃいました。
>安定動作していて特に問題のない業務システムを捨ててでも、
>新しい技術や考え方を用いた業務システムに変更すべきだといってのかな?
(CMPさん)
読みにくい文章で非常に申し訳ありません。
本人の意図としては
「今の状態は本当にベターなのか」
「もっと上手くできるのではないか」
を常に考えていく必要がユーザー・開発問わずあるのではないか、
というところです。
安定動作している業務システムを捨てるとなると、また違うレイヤの問題が出てくるのも十分承知しています。それでも試行錯誤は続けていく必要はあると考えています。それはシステムの中でおさまる話かもしれませんし、もっと大きい話になることも十分にありえます。
「問題がない」と思える今の状態は本当にそうなのか、という感じでしょうか。
ごちゃごちゃしてわかりにくいですよね。すみません・・・
CMP
Ahfさん回答ありがとうございます。
「問題がないという今の状態が本当に問題がないのか、今のやり方がベストではなく、単なるベターにすぎないのではないか」ということだったのですね。
でもって、開発者・ユーザ問わず、現状に甘えるのではなく、常にこの疑問を持ちながらよりよいシステムを構築しましょうねってことでしたか。
まったくそのとおりだと思います。
P.S.
私にとってわかりにくかったら、どんどん質問いれますのでクレーマーだと思わないでくださいね(汗)。
考えなしに現状維持は論外として。
「十円儲けるために千円のクジを引くか」とか
「変化させるのにいくらかかるか。その費用をどれだけの期間でペイできるか」とか、
リスク/リターンを考慮しないと
「現状維持では、後退するばかりである」
に説得力がなくなりますわねー
Ahf
CMPさん、επιστημηさんコメント有り難うございます。
>私にとってわかりにくかったら、どんどん質問いれますので
>クレーマーだと思わないでくださいね
(CMPさん)
とんでもない!色々と指摘いただけるのは非常にありがたいと思ってます。
これからもよろしくお願いします。
>リスク/リターンを考慮しないと
>「現状維持では、後退するばかりである」
>に説得力がなくなりますわねー
(επιστημηさん)
その通りだと思います。現実問題として理想だけではダメで、
それを行うために発生するリスクなど、多くの要素を考慮する必要があります。
個人的には短期的な視野で考えると、どうしても現状維持のメリットが大きく
中長期的な視野で考えるのでなければ改善を行うメリットはデメリットを
上回ることは難しいと感じています。
ただ「現状維持では~」のくだりもまた事実だと考えています。
将来を見据えての行動がなければ、気が付いたときにおいて行かれている事は
十分に起こりうる事ではないでしょうか。
開発側では特にこれは顕著に現れていると思います。
もうひとつ(ふたつ?)。
> 成功して当たり前、失敗したらマイナス評価をする
残念だけど、無理もないんじゃないかな。
だって僕ら「プロ」だもの。
つぶれた目玉焼きをお客に出せんでしょ。
それにね、社会が悪い経営者が悪いって非をヨソに求めたくなるし
事実そうかも知れんけど、「オレは悪くない」と言っちまった時点で
自分に対しては「現状維持」じゃん。それってどうなの?
Ahf
επιστημηさんコメントありがとうございます。
>だって僕ら「プロ」だもの。
その通りだと思います。ただ件の「マイナス評価」については、実際にイベント上で
疑問視されている方が他にもいらっしゃるようで、日本企業はこの傾向が非常に強い、と
言われていた様子です。
ユーザーに対する部分はごもっともですが、あくまでも内部的な評価として
加点思想と減点思想の違いが与える影響が大きいのではないかな、と思います。
>「オレは悪くない」と言っちまった時点で
>自分に対しては「現状維持」じゃん
ご指摘の通りですね。この点は非常に留意しなければならないと改めて思いました。
「他にどうこう言うことよりも、まず自分はどうなんだ」という事ですね。
自分でできることをした上で、色々物事を提案できるよう努力していきたいと思います。
百も承知で食い下がってみる^^;
> ユーザーに対する部分はごもっともですが、あくまでも内部的な評価として
> 加点思想と減点思想の違いが与える影響が大きいのではないかな、と思います。
僕らソフト屋は設計書なりコードなりをこしらえることで会社からお給金を
頂戴しとるわけで、その意味では会社は僕らのお客様といえますわね。
ならばお客様にデキソコナイ提供するわけにいかんやないですか。
お客様(ここでは会社)はバクチを楽しんどるわけちゃいますし、
ましてや慈善事業やっとるわけでもなし。
さらには「マズかったら金払わんよ」とは言えないんだし。
# 会社/経営者の肩もってるんちゃうよ。こう考えることもできるよね、ってお話。
ロム男
余りに見苦しいので書く。
この人は基本的な事が分かっていない。
ここで問題とされているのは、維持によって継続的に不利益を被るが、誰も改善をしたがらないという話しだろ。
何もしなければシステムの価値はなくなる。
それどころか関係者に不要なコストを与え続ける。
維持すればいいというほど単純な話しではない。
それに加え改善は博打ではない。
プロと言う割には失敗ばかりを恐れそれを強調している。
プロとやたら連呼するから言うが、失敗するから改善するのが怖いという方がプロとして如おかしい。
ちなみに、経営者目線というのであれば減価償却の概念もある。
それにしてもこの人は粘着しすぎる。
ロム女
↑インドリだな。書き癖でわかる。
> プロと言う割には失敗ばかりを恐れそれを強調している。
失敗を恐れない奴はプロじゃありませんよ。
デキソコナイをお客に提供することの怖さを知っているからこそ徹底的に
テストするし、万一の際直ちに元に戻すからくりを用意したりするんじゃない。
改善案出すなら現状維持と比較した損得勘定、リスクとその回避策などなど
きちんと説明してますか? それをしないとお偉いさんは首を縦に振らないよ。
ってことじゃないかしらね。
# > プロとやたら連呼するから言うが、
# 一回書いたら連呼?
ひろりん
いいテーマなのに、コメントは、本質論から外れている様に思います。
そもそも「業務システム」は何の為に存在するのか・・と言う問いかけとその会話が必要と感じています。
システムを扱うスタッフは業務を円滑にかつスピーディに廻す為のツールとしての位置づけとして考えれば、分かりやすいと思います。
業務そのものは、外部・内部環境の変化や経営目標に向かって、進化・深化と変化が要求されます。 単純に言えば、システムがあるべき業務プロセスから乖離していく現象に対して、「鈍感」になっている事と思います。 最近聞かれなくなりましたが、「システムは導入してから陳腐化が始まる」と言ったものです。
従って、業務SEとして要求されるスキル、振る舞いはなんでしょうか? また、外部環境に於ける阻害要因は何か? 例えば、情報担当役員(CIO) の資質問題などです。 この辺りをディスカッションして欲しいですね。
ロム女
> 業務SEとして要求されるスキル、振る舞いはなんでしょうか?
> また、外部環境に於ける阻害要因は何か? 例えば、情報担当役員(CIO)
> の資質問題などです。 この辺りをディスカッションして欲しいですね。
してるじゃん。
Ahf
επιστημηさん、ひろりんさんコメントありがとうございます。
>僕らソフト屋は設計書なりコードなりをこしらえることで会社からお給金を
>頂戴しとるわけで、その意味では会社は僕らのお客様といえますわね。
なるほど、開発側と利用側という視点にこだわらずに見ると、勤務先企業を
「お客様」と見る考え方ができますね。この場合、自分達エンジニアは
お客様である「勤務先」のためにも、より良いもので提供するよう努力する必要が
ある、と大体同じような方向性になるかと思いました。
評価方法云々は抜きにしても、このような考え方も必要なのですね。
大変ためになりました。
># 会社/経営者の肩もってるんちゃうよ。こう考えることもできるよね、ってお話。
はい、大丈夫です。非常にためになるご意見だと感じてます。
私は、色々な方と色々意見を交わせるのがとてもありがたいです。
>従って、業務SEとして要求されるスキル、振る舞いはなんでしょうか?
>また、外部環境に於ける阻害要因は何か?
(ひろりんさん)
業務SEとして要求されるスキル、とは簡単に特定できるものではないくらい広範なもの
になるのではないかと、個人的に思います。最低限必要かも?という事であれば、
(私はまだまだですが)多角的な視野、などは必要とされる場面が多いのではないか
と感じています。
「業務システムとは何?」という話題は、かなり面白い議論になると思います。
根本の目的としては大体同じようなところに落ち着くかもしれませんが、それを実現する
ための方法が、かなり個人差が出てくるのではないかな、と。
今回はいつにもましてコメントが下手な気がしていますが、ご容赦ください・・・。
ロム女
インドリもといロム男さん、επιστημηさんに一蹴されたけど反論ないんですか?
ロム男
>してるじゃん。
と言っている時点でεπιστημη=ロム女決定
何の議論もしていないロム女が返事をするのは不自然だからな。
自分と違う意見を言う人をインドリと呼ぶ病気にかかっているようだ。
なあεπιστημηよ、あんた本当にで分かっていないな。
このコラムには
「 私の中で「大きい問題」としてとらえているのは、他のシステムと比較しても業務システムと分類されるものの多くがほとんど進化していない、という点です。時代は進み、技術も基盤も発展しているのですが、こと業務で扱うシステムとなると、途端に旧態依然としたシステムになってはいないでしょうか。」と書いてある。
この文章の意味分からないのか?
あんたは、問題のあるシステムを「目玉焼きすら失敗する」と改善が怖いと言いまくり、誰もが当たり前だと思っている経営者の考え方とやらを書いただけだ。
ようするに、改善する自信がなく怖いから旧態依然としたシステムを維持すると主張しているのと同じだ。
あんたはプロと何度も言っているが、改善が怖いと何もしないで旧態依然としたシステムを放置する事がプロなのか?
前提を踏まえずにネチネチと粘着して何になるのだろうか?
あんたが、自分の技術力に自信が持てず怖がっているのはよくわかったが、そうやって旧態依然としたシステムを維持するは止めろ。
この手の人が失敗するぞと経営者を脅し、旧態依然としたシステムを維持するのだな。
> あんたは、問題のあるシステムを「目玉焼きすら失敗する」と改善が怖いと言いまくり、
> 誰もが当たり前だと思っている経営者の考え方とやらを書いただけだ。
いいえ。念のため再掲しましょうか:
「リスク/リターンを考慮しないと
「現状維持では、後退するばかりである」
に説得力がなくなりますわねー」
「改善案出すなら現状維持と比較した損得勘定、リスクとその回避策などなど
きちんと説明してますか? それをしないとお偉いさんは首を縦に振らないよ。
ってことじゃないかしらね。」
> あんたはプロと何度も言っているが、改善が怖いと何もしないで旧態依然としたシステムを放置する事がプロなのか?
違いますね。そうしか読めなかったのなら僕の拙さによるものです。お詫びします。
プロは旧態依然としたシステムについて、単に改善のメリットを力説するだけで善しとはしないし、ましてや会社が悪い経営者が悪いと非を他者に求め嘆くことが仕事ではない。
プロならば旧システムの欠点/改善に伴うコスト/リスクとその回避策を説明せよ/説明するだけの技量を持て。
それができずに旧態依然をした業務システムに愚痴吐いてるだけじゃあかんけど、無鉄砲に引っ掻き回すのはもっとあかん。お客が求めぬものを押し売りしちゃあかんでしょ。お客に損させるのはプロちゃうでしょ。
...が僕の意見です。
僕と違って"本当に分かっている"ロム男さんの意見をお伺いしたいところです。
> 前提を踏まえずにネチネチと粘着して何になるのだろうか?
このコラムを書いたAhfさんは僕の意見に同意してくれています。
「非常にためになるご意見だと感じてます。」
と評価していただきました。
それを「ネチネチと粘着」とおっしゃるのは何故です?
ロム男
>違いますね。そうしか読めなかったのなら僕の拙さによるものです。お詫びします。
分かった。違うなら悪かった。こっちも詫びる。すまん。
俺が読んでいて不快に感じたのは、Ahf氏が当たり前すぎて書いていないと思う事を何度も書いているからだ。
維持しているシステムを改悪するのは経営者に限らず誰でも反対だ。
「考えることを放棄して、現状を維持する。このことは、長い目で見るとメリットよりもデメリットが大きくなっていることが多々あるのです。」
と書いているAhf氏があんたいう当たり前のことを考えていないと思うのか?
コラムが前提していると思われる事まで後退してやり取りをするのは読んでいるこちらとしてはイライラする。
ひろりん氏と同じ事を俺は思った。
「後ろに戻るな。前に進め」ってな。
あんたを雇っている経営者は技術的な事はわからんだろうから、あんたのような技術者が「失敗する」といえば改善しない。
だが、経営者目線というのならば改善できる方がメリットがある。
新しいシステムの注文が来るからな。
経営者にも問題はあると思うが、何でも出来ませんという技術者にも問題がある。
あんたは経営者が悪いわけではないと話しをずらしているが、
「 極論するのであれば、ソフトウェアにおいてはほとんど進化していません。正しくはソフトウェアを構成する技術は進化していますが、それを用いるエンジニア達が進化していない、ごくごく少数のエンジニアを除き現状維持に努めてしまっているのではないでしょうか。」
と書いているから俺には経営者が悪いと言っているように受け取れない。
どちらかというと、あんたが今コメントで言っているような「リスクを考える発言」をする技術者がシステムを延命させていると思えてならない。
あんたには悪いが、このコラムを読んだ後にあんたのコメントを読むと、リスクばかり言って改善を否定する技術者に見えて仕方がない。
> どちらかというと、あんたが今コメントで言っているような「リスクを考える発言」をする技術者がシステムを延命させていると思えてならない。
同意します。経営者は僕らよりずっとリスクに敏感(過敏?)でしょうから。
しかしながら「リスクを考えない(あるいはリスクを隠した)発言」はそれ以上に危険であることには同意していただけると思います。
> あんたには悪いが、このコラムを読んだ後にあんたのコメントを読むと、リスクばかり言って改善を否定する技術者に見えて仕方がない。
技術屋がリスクばっかり言ってりゃ、そらだれだって改善に躊躇するでしょうよ。
だから「リスクはあるがこうすれば回避可能だ」とか「失敗してもこの程度の損で済む」とか「最悪xxx時間で元に戻せる」とか、
そのリスクに対する回避/対処策も同時に提示するのも僕らの役目ですよね。
それを提示しないでは現状維持も無理ないね。
って言うてます。
それが読み取っていただけなかったならば、やはり僕の拙さ故です。
ロム男
>同意します。経営者は僕らよりずっとリスクに敏感(過敏?)でしょうから。
しかしながら「リスクを考えない(あるいはリスクを隠した)発言」はそれ以上に危険であることには同意していただけると思います。
同意する。
俺はその当たり前を、食い下がってコメントする必要があるのか疑問に感じているだけだ。
Ahf氏は思考停止について言及しているのだから、そのぐらい前提とみるべきだろう。
システムを壊していいと考える奴はいないし、そのぐらい当然説明するべき。
仮にその一言が言いたいのであれば、一度のコメントで済ませられないのか?
>残念だけど、無理もないんじゃないかな。
>だって僕ら「プロ」だもの。
>つぶれた目玉焼きをお客に出せんでしょ。
この文章を見ると失敗を前提に話しを進めていると思えてならない。
>...とそろで僕、ロム男さんに「あんた」呼ばわりされるようなことしましたっけ?
こういう余計な一言が粘着質だと感じ要素なんだがそれが分からないのか?
あんたのコメントは不快さを感じさせる。
何度も言うが、ロム専の俺がコメントを書く理由は、あんたが当たり前のことを何度も厭味ったらしく書くからだ。
Ahf氏を見下しているか、誰でもわかる事を粘着質に書いて嫌がらせしているようにしか見えない。
たとえばここだ。
>自分に対しては「現状維持」じゃん。それってどうなの?
馬鹿にしているとしか思えない。Ahf氏に限らず、考えて当たり前のことを演説し、この言葉を吐くのは侮辱だ。
あんたは本当にコラムの前提が分からないのか?
きっとあんたは、よく人から「人の話しを聞かない」「くどい」と思われている。
自覚がないのならその文章と態度をどうにかするべきだ。
今のままだとあんたは嫌味な粘着男だ。
あんたと呼ばれるのが嫌ならば、その厭味ったらしい口調を何とかしろ。
>> しかしながら「リスクを考えない(あるいはリスクを隠した)発言」はそれ以上に危険で
>> あることには同意していただけると思います。
>
> 同意する。
> 俺はその当たり前を、食い下がってコメントする必要があるのか疑問に感じているだけだ。
コメントする必要があると考えました。コラム本文中に書かれていないからです。
僕は原則、書かれたものに自分の考えを織り込んで解釈することをしません。
おっしゃるとおり"当たり前"でしょうね。しかし他の読者すべてが常にそれを意識しているかは不明です。
技術屋は常に慎重である反面、安請け合いしがちな一面があると考えます。
「リスクをちゃんと考慮しよう」と指摘されれば誰しも気づくし同意するでしょう。
ならばコメントする価値はあると考えます。
"当たり前"を"当たり前"としないところから議論は始まると思いますが、いかがですか?
> システムを壊していいと考える奴はいないし、そのぐらい当然説明するべき。
リスクを説明するのはプロとして当然です。
が、その影響/対処/回避手段等についての説明はおろそかになりがちと考えますし、
そのことが無用な不安を煽ります。
会社/経営者が業務システムの改善に及び腰なのはそれが一因かとも思っています。
>>残念だけど、無理もないんじゃないかな。
>>だって僕ら「プロ」だもの。
>>つぶれた目玉焼きをお客に出せんでしょ。
> この文章を見ると失敗を前提に話しを進めていると思えてならない。
逆ですよ。成功を前提とするのがプロでしょ?
だから失敗が許されんのでしょ?
つぶれた目玉焼きをお客に出したら即刻マイナス評価されるんでしょ?
どこをどう読めば"失敗を前提に話を進めていると思え"るんです?
ロム男
>コメントする必要があると考えました。コラム本文中に書かれていないからです。
>僕は原則、書かれたものに自分の考えを織り込んで解釈することをしません。
あんたが思う通りの言葉をそのまま書いてある事の方が珍しいと思うが。
あんたが書いてほしい文章と他人の文章を混同するな。
あんた「察しが悪い」とよく言われないか?
営業から嫌われるタイプだな。
文字を追うのではなく文章の意を酌むべき。
当たり前と思っているならば、相手に不快感を与える可能性を考慮しろ。
それが対話というものだ。
それをしないからあんたは厭味ったらしい粘着男と俺に呼ばれている。
繰り返すがその当たり前の言葉を一言で済ませられないのか?
それとも「Ahf氏はそれすら分からない馬鹿」だと思っているのか?
>リスクを説明するのはプロとして当然です。
当たり前の意見を何度も書いて、話しを戻すなと言っているのがわからないのか?
話しを前に進めろ。
あんたには期待していないからもう黙ってくれ。
>残念だけど、無理もないんじゃないかな。
>だって僕ら「プロ」だもの。
>つぶれた目玉焼きをお客に出せんでしょ。
この文章は目玉焼きごときを失敗すると断定して書いている。
システムの改善どころか、目玉焼きごときを失敗する時点でプロではない。
あんたが失敗恐れている様子や日頃そういうふうに他人の足を引っ張っている事は察しがつくが無価値なコメントだ。
このコメントから始まっているから不快感を与えていると何度言えば分かる。
当たり前のコメントを書きたいのならば一言で済ませろ。
こんな嫌味な文章を書く意味はない。
あんたは最後の方になってようやく当たり前のことを書いたが、初めから書けないのが不思議でならない。
文章を書くのが下手なのか?
それもあるがまだ自覚していないようだな。
あんたは相手の事を考えず、厭味ったらしいコメントを書いているだけだ。
あんたの同僚に同情する。
何度同じ事を言われれば気が済む。
人の話しをよく聞け。
相手の意を汲め。
あんたは勝手に相手を見下し、当たり前のことを演説して自己陶酔している憐れな男だ。
あんたは他人の文章を見て「書いていない事に気づく頭がいい奴」だと自分によっているが、他人から見れば「当たり前の事も察しない馬鹿な奴」だ。
全ての文章と話しには前提がある。
前提がなく当たり前のことまで書いていたらきりがない。
それをふまえないあんたは、自分の文章能力と会話能力がない事を暴露しているだけだ。
周囲の人間は大人になってあんたの相手をしているだけだ。早く気付け。
どうやらこういう人がシステムを延命させているようだな。