いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。

次世代ソフトを提案する。 ―その他大勢編―

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■それでいてなお、提案は続く

 皆さん、「ポメラ(pomera)」いう端末を知っているだろうか。ただ、テキストを打つ。そんな端末です。一見、時代を逆行しているかのようだ。コレ、何に使うんだ? と、率直なところ思っていた。

 しかし、実際はけっこう売れたそうだ。そんな、埋もれたニーズ(というより、自分のニーズ?)のために、今回も新たなソフトを提案したい。

■PDFでバッチ処理を実行! 「Acrobanch(アクロバンチ)」

 PDFについては、率直なところあまりよく知らない。最近のAcrobatでは、PDFでフォームを作成して入力できるとか。→ココ参照

 そこで、入力した内容を元にバッチ処理を行えるソフト、「Acrobanch(アクロバンチ)」を提案したい。

 フォームに入力した内容を元に、DBを操作たり、コマンドを実行したりする。OSの自動インストール用のファイルを生成すれば、PDFのフォームに入力した仕様そのままのOSが自動でセットアップされる! ……という、夢のようなことが実現できそうだ。

 より品質の高いドキュメントを作成するには、DBや設定ファイルとダイレクトに直結した処理ができることが理想です。まさに、処理系統とドキュメントの合体&変形技が、これからのビジネスシーンを変えるのではないでしょうか(わざわざPDFでなくとも、ExcelのVBAでできる! というツッコミはなしの方向でお願いします)。

■あらゆる事態を想定する危機管理ソフト「トラブル・メーカー」

 Appleが出しているDBソフトに、「FileMaker(ファイルメーカー)」というのがある。分かりやすいインターフェイスで使いやすいです。もっと多くの人に使ってほしいと思うソフトの1つです。

 しかし、これからの時代、ただデータをまとめるだけでいいのだろうか。

 インパクトが足りない。

 そういうことで、危機管理に特化させたバージョン、「トラブル・メーカー」を提案したい。

 入力したデータに「要因」「事故」「リスク」を割り当て、考え得るリスクやトラブルをウィザードを実行するだけではじきだせるという、ある意味、極端なネガティブ思考に基づいたソフト。テストエンジニアにお勧めかも。

 このソフトをきっかけに、普段DB化しないようなデータがデータ化され、新たなDBの活用方法が模索されることを願う。

■Shellから操作できる! バックアップの決定版「GHOST IN THE SHELL」

 システムバックアップと言えば、シマンテックのNorton Ghost。コイツがUNIX系のシェルで動いてくれたら便利じゃなかろうか。そんなことで提案したいのが、GhostのUNIX版、「GHOST IN THE SHELL」だ。

 CDから起動したLinuxからGhostを実行でき、いろいろな処理に組み込める。いろいろなファイルシステムからバックアップを読み込んだり、NFSにアクセスしたり、scpでバックアップをコピーしたりもできる。Windows系とUNIX系の混在環境で便利に使えるのではなかろうか(まぁ、ライセンス的な部分で実現は難しいと思うが)。

■最後に

 どんなソフトでも、使う人が機能を理解して操作しないと、意図した通りに動いてはくれない。そして、ソフトが思い通りに動くようになると、機能の限界が見えてしまうことがある。

 この機能の限界については、見えてしまった人にしか理解できない。

 今、新しい仕組みのソフトウェアが創り出されないのは、この機能の限界が見える程、ソフトを使い込んでいる人が少ないからではないだろうか。

 まだまだ、ソフトウェアには発展の余地はある。そう思います。

■おまけ☆

「Enok(イーノック)」

桐子

Acrobanch

トラブル・メーカー

GHOST IN THE SHELL

次世代ソフトを提案するシリーズ

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