太古の時代から外注さんは正規兵ではないので、身分は下なのだな。(←おかしいだろ)でも、今は個の時代、個でも成功できる時代へ【第250回】
大手企業の偉い方より、
「吉政さん、起業して軌道に乗ってよかったですね。年収1千万円超えました?」
「俺だって、そんなことできないのに、なんでそんなに羽振りがいいの?」
といわれることがあります。
当然悪意なんてなく、何の気なしに出てきた言葉だと思います。
外注さんの皆さんは「もうかってます!」と言うと「じゃぁ、安くしてね」と言われるので、儲かっても黙っている人が多いですよね。外注さんとしてはその方がよいので「外注さん=貧乏で大変」という図式が定着しているような気がしています。
そもそも大昔から外注さんは傭兵というか、雇われ兵であり、正規兵ではないので、なんとなく格下な感じなんだと思います。今の時代だと、外注さんは大手企業に入れなかった人、または大手企業から脱落した人というイメージなのだと思います。(そもそも大手に入りたくない人もいますけどね)
そして、大手企業ではやんわりと愛社精神の育成を選民思想とブレンドして進めているところも実際に多いと思ってまして、「あなたたちはいい生活できてますよ」と刷り込んでいるので、よりその傾向が高まっているのだと思っています。(違うかな)ただ、私が大手企業にいたころはそんな感じだったような気がします。
> 「吉政さん、起業して軌道に乗ってよかったですね。年収1千万円超えました?」
最初の話ですが、30歳以降年収1千万円を切ったことはないですし、業績も以下のような感じで伸びています。(11期連続増収)
昔は給与を上げようと思えば大手企業、外資系へというイメージが強かったですが、今の時代は個の力でもそれなりの成果を出せる時代になったっということだと思います。クラウドやSaaSのおかげで、少人数でも会社が回って、業績を伸ばしやすくなったので、本当に助かっています。私のように大手企業からスピンアウトしても、うまくやっていけるのには本当にITに感謝です。
一方で個として自分を伸ばすには、腕がよいのが前提ですけど、ほかには経営関係や法務の知識が大事ですけど、そういうのはちょっと調べればすぐにわかることなので、受注を取る仕組みを作れるかが大事だと思うのです。
私が重視してきた(というか結果的にそうなった)のはフォーマルな自己アピール力でした。仕事で使うアピール力なので、少しだけフォーマルなところに気をつけています。
実名でアピールできて、「あの仕事だったら吉政さんに依頼するのがいいかも」と自分を知らない人に気が付いてもらえることは仕事の自分ブランディングにとても効果的です。
16年前、ITmediaのオルタナティブブログからスタートした私はその後このエンジニアライフに展開し、今では月間の連載が20本になりました。そして仕事の方はこの5年、順番待ちが途切れることがなくなりました。順番待ちが途切れないようになったのはもちろん、ブログやコラムのおかげ様ではないですけど、知らない人が順番待ちをするのはブログやコラムの貢献度は大です。
そういう意味では、ITmediaのオルタナティブブログやこのエンジニアライフは良いきっかけになりましたし、その投稿は良い訓練になりました。ありがとうございます!!
個の時代はフォーマルな情報発信が大事です!ということで、コラムニストになりたい方は、以下をご覧の上、応募いただけると幸いです。
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それでは今日はこの辺で。
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