@IT自分戦略研究所 メールマガジン「@IT自分戦略研究所 Weekly」に載ったアイティメディア社員のコラムを紹介します。

ご利用は計画的に

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 2009年7月24日の「@IT自分戦略研究所 Weekly」に掲載したコラムを紹介します。筆者に「100万貯金」の達成率について聞いたところ、目が泳いでおりました。借金は見事100万いったそうです。

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 お母様。大変です。

 僕は「大学生は時間があるけどお金がない。社会人はお金があるけど時間がない」という言葉を信じていました。でも現実は、お金もないし時間もありません。ヨドバシカメラに行く時間もありません。仕事を早く終わらせたとしても、買うお金がありません。不思議です。これは都会の七不思議です。

 なぜお金がなくなるのかを考えてみました。原因の1つがアマゾンにあると思います。

 お母様。アマゾンといっても南米ではありません。それはちょっとベタベタです。僕の銀行口座が、地球の裏側からピンポイントで影響を受けていたら、それはそれで興味深いですが。

 アマゾンは通販サイトです。知ってますか。そうですか。でもですね、アマゾンさんは夜更かしが大好きな僕が日付けが変わってから注文しても、その日の夕方には商品を届けてくれるのです。最近はタイムマネジメントの本を買いました。『マニャーナの法則』というものです。「あしたまにあ~な」とは関係ありません。と思って、念のためWikipediaを見てみたら、関係ありました。ごめんなさい。

その本には「明日できることを今日やるな」と書かれています。でも買い物は品切れとの戦いです。「買えなくなる前にすぐ買う」ということで、急いで『Viliv S5』というパソコンを注文しました。手のひらサイズで、Windowsが動くという優れものです。でも不思議なことに、貯金していたはずのお金がなくなりました。都会は怖いところです。

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 まるで1人暮らしをしているかのように書いてみましたが、生まれてこのかた東京で実家暮らしです。無駄に大きいアマゾンの箱が増えるのと反比例して、貯金が減っていきます。仕事柄、新しくて面白いものに触れる機会が多いので、買いたくなる衝動を抑えるのが大変です。

 昔の頃は、家の外に出なければお金を使うことなどなかったのでしょうですが、いまや家にいながら買い物を済ませられる時代。家にいる時の方がお金を使っている気がします。夏休み、食欲の秋、年末商戦と誘惑は続きますが、社会人1年目の目標である100万円貯金へ向けて頑張ります。

(マーケティング・コミュニケーション部 山本恵太)
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