知らない人に話しかけて運気を上げる
2010年5月14日の「@IT自分戦略研究所 Weekly」に掲載したコラムを紹介します。知らない人との出会いは素敵ですね♡
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「できるだけたくさんの知らない人に話しかける」。いまの筆者の目標だ。たくさん人に話しかけると、どうやら運がよくなるらしい。
きっかけは、人気ブログ「百式」の運営者・田口元氏が実施したセミナーのまとめ記事。記事によれば、田口氏は書籍『運の良い人、悪い人』を読み、そこに書いてあることを実践したらうまくいったため、一定期間を設けて続けているという。
運気が上がる原理を簡単かつ乱暴に要約しよう。宝くじがあたっている人は、ほかの人よりもたくさん宝くじを買っている。つまり、人との出会いも、母数を増やせば素敵な人に出会える確率が上がるという話だ。
実際にやってみた。1人目は、渋谷駅構内のATMに並ぶ女子だ。列が長く伸びていたため「けっこう待ってます?」と声を掛ける。「そうなんです。なかなか出てこなくて ......」。振り向く彼女はすごい美人。会話は続かなかったが、なんだか幸せになった。かわいいは正義。
彼女をはじめ、これまで声をかけた相手は20人程度。当たり前かもしれないが、相手との共通点を見つければ会話が弾むと気付いた。仕事関連でもいいし、着ている服でも使っているものでもいい。いろいろなことに興味を持たねば、と思い知らされた1カ月だった。
運気が上がったかと聞かれると、はっきりいってよく分からない。不思議なのは、知らない人から話しかけられる機会も増えたことだ。少しずつ広がりそうな人の輪にわくわくしながら、もう少し続けてみようと思っている。