効率よく仕事ができないわたし
2005年5月25日の「@IT自分戦略研究所 Weekly」に掲載したコラムを紹介します。大型新人だった千葉くんもいまでは後輩を持つ立派な編集者です。サクサク仕事をこなせるようになっている……と信じています。
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新人の千葉大輔と申します。研修が終わり、配属が決まってから1カ月が過ぎようとしています。徐々に学生気分も抜け、日々の仕事に取り組んでいます。
現在のわたしの仕事は、アクセスログの集計などの「大したことはないけれど、毎日だと少し面倒くさい仕事」と、レポート作成や議事録作成といった「若干手間が掛かる仕事」の2種類です。ゴールデンウィークをはさんで実質3週間、これらの仕事をやるうちに、わたしの時間管理、スケジュール管理の下手な部分が顕在化してきました。
「今日はまずログを取ろう。いやいや、そろそろレポート作らないとまずいよなぁ。しまった、ミーティングの時間だ。議事録まとめなきゃ。でもレポートが……。……おなか減った、今日何食べようかな」と思考が右往左往した揚げ句、現実逃避してしまうこともしばしばあります。早く終わらせよう、早く帰ってご飯を食べようと焦れば焦るほど、気持ちが空回りし、手が止まり、ずるずると帰る時間が遅くなります。
わたしがまだ仕事に慣れていないことが原因の1つなのですが、多大な時間と労力を必要とする仕事ではありません。おそらく、きちんとした手順で取り掛かれば、それほど時間がかかるものではないのです。いまのわたしは、仕事の優先順位を付けることに時間を割いてしまい、作業の時間がなくなってきている状況です。
すでに社会人として働いている友人たちに相談しても、「やっぱ慣れかなぁ。やっていればそのうちペースがつかめるよ」と参考にならず……。一体周りの先輩たちは、どのように時間の管理をしているのでしょう。来月は目を皿のようにして周りの先輩たちをじっくりと観察し、「仕事を円滑に進めるためのスキル」を盗み取ってやろうと考えています。
(@IT MONOist編集部 千葉大輔)