出産だって課題管理表で管理する
■結婚も出産もプロジェクト?
結婚したとき、一緒に仕事をしていた人が、
「結婚はプロジェクトだから、課題管理表を作って課題解決をしたよ」
と言っていました。勧められたので、わたしも作ってみました。結婚って、改めて表にしてみると課題や期限の決まったタスクが多いものですね。出産の時も、課題管理表を作りました。結婚に比べるとそれほどの量はなく、うまく管理できそうでした。誰に何をいつまでに解決してもらうか、というのは確かにプロジェクトかもしれませんね。
■結局、ものぐさなんです
課題管理表……、最終的には使いこなせませんでした。
家にいるとパソコンを起動するのが面倒になってしまい、作った管理表は使用せず……。100円均一で手帳を買ってきて、そこに手書きでタスクと期限を書き出して、終わったものにチェックをつけていくことに落ち着きました。パソコンでどんなに便利な機能があっても、アナログな手帳が一番管理しやすいだなんて、アナログ人間なんだかものぐさなんだか。
ともあれ、出産がプロジェクトだっていうのは納得です。
■ところで、お金の話
今回の出産では、給付金などたくさんのお金をもらったり、優遇も受けました。それで少子化がなくなるかどうかは分かりませんが、やっぱりいただけるものはありがたいです。
もらったお金は以下の通りです(ただし、わたしが出産した時点の話ですので、現在は制度が若干変わっています)。
- 出産育児一時金
健康保険からもらえるお金で、子供が産まれるともらえます
(厳密にはちょっと違って、妊娠4カ月以上で権利を得ます) - 出産手当金
健康保険からもらえるお金で、産前・産後休暇期間に対してもらえます - 育児休業基本給付金
雇用保険からもらえるお金で、育児休業期間に対してもらえます - 育児休業者職場復帰給付金
雇用保険からもらえるお金で、職場復帰後6カ月就業すると、育児休業期間に対してもらえます - 児童手当
市区町村からもらえるお金で、出産後手続きするともらえます - 乳幼児医療費助成制度
市区町村で手続きすると、子供の医療費が免除されます
(これはもらったお金ではありませんが、かなり助かってます) - 医療費控除
医療費が年間10万円を超えると超えた額が課税対象から控除されます
(わたしは年をまたいだので、控除は少なかったです) - 会社からのお祝い金
給与の規定で出産時に会社からお祝い金がもらえます
そのほか、
- 休業中は主人の扶養家族になったため、配偶者控除が受けられました
- 育児休業中の社会保険料が免除となるのですが、休業前の保険料を納付し続けている扱いになりました
- 育児休業から復帰後、時間短縮勤務をしていて給与が下がっているため、社会保険料の納付額の見直しを行ってもらいました
- 育児休業から復帰後、保険料の納付額が下がっているのですが、将来の年金は下がる前の保険料で計算される特例を受けることができました
ざっとあげましたが、どれもこちらから申請をしなければもらえないお金であり、手続きが遅れれば給付されないものもあります。特例については、今回たまたま別の件で社会保険事務所に文句を言いにいったときに制度があることを知ったのです。
損をしないためにもきちんと調べて管理する。これに尽きますね。