子育てエンジニアは苦労も多いけど、時に楽しい。

プレ子育てエンジニア

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■子供が産まれるまでの日々

 無事に(?)産休に入ったわたしには、しなければならないことがたくさんありました。

 子供を産むための物や心の準備はもちろんなのですが、産まれた後のことについてきちんと準備をする必要がありました。

 以前に「出産はプロジェクトだ」ということを書いたのですが、まさにその通りだと思いました。

 子供を産むこと自体はわたしの仕事なのですが、その後の手続きなどはとにかく周りの人に動いてもらわなければならないので、スムーズに事が運ぶように資料を準備したり、期限を管理したり、仕事を分担したり……。

 そうそう、それと、転職した旦那のおかげで生活パターンもガラリと変わり、生活に馴染むまで、しっちゃかめっちゃかでした。

■子供が産まれて

 子供が産まれてまずしなければならないのが、出生届け、健康保険への加入、乳幼児医療費受給者証の申請、児童手当の申請です。

 児童手当は申請した翌月からの支給であり、過ぎた分をさかのぼって受給することはできません。

 乳幼児医療費受給者証は赤ちゃんが医療機関にかかるときに医療費を市が肩代わりしてくれるのに必要ですが、健康保険証がないと交付されません。

 健康保険証は出生届けが出ていないと申請できないし、社会保険の場合は会社に申請するので、保険証がすぐに手に入らない場合があります。

 ここで、旦那が転職したことが幸いしました。

 旦那は国民健康保険に加入していたので、市役所で子供の健康保険加入手続きができ、すぐに乳幼児医療費受給者証の申請ができたのです。何がどう転ぶか分からないものです……。

 そして、出産育児一時金の申請、家族構成変更の申請、育児休業取得申請、出産手当金の申請……。

 もうお腹いっぱい。こんなに申請ばっかりでうんざりです。読んでる方もうんざりでしょうが。

■育児休業期間中は

 産休期間が終了したら、育児休業期間に突入です。

 これからは復帰に向けて保育園探しもしなければなりません。

 その合間に、2カ月に1度のペースで育児休業給付金の申請確認を会社に行い(総務が信用できなくて……)、年末には医療費控除の確定申告をしました。

 復帰は2007年6月を予定していたのですが、6月では保育園に入園することができなくて、待機児童になってしまいました。

 ということで育児休業を半年延期することにしたため、その手続きをまた……(ああ、もういいかげん手続きが嫌になってきた😲)。

 タイミングがいいのか悪いのか、6月には引っ越しもしてしまい、とにかく慌しく過ごしていました。

 こうして2007年11月に、いよいよ会社に復帰することになりました。

 保育園はもちろん入れなかったので、次の4月までは認可外の託児所に預ける手続きをして、4月から認可保育園へ入れるように申請しました。

 このタイミングで旦那も会社の社会保険に加入して、変更手続きもしました。国民健康保険のままだと保育園の申請書類が面倒だったんです。

■これで準備は整いました

 約1年半のブランクと生活パターンの変化にかなり不安を感じながら社会復帰です。

 いよいよ子育てエンジニアデビューです!

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