May Day! について(2009/10)
予告では「エンジニアライフ担当者さま、お世話になっております。」というタイトルになっておりましたが、内容は変わらないのですが、改題した方がよいかと思い直しました。
@ITエンジニアライフで「May Day!」というコラムを書かせていただいいて、早いもので半年以上が過ぎました。中締めというわけではないのですが、日頃お世話になっている@ITエンジニアライフ担当者さんに敬意を表するとともに、改めて筆者自身による「May Day!」の解説をさせていただきます。
一番最初のコラムにおいて、
>今回、国際救難信号の方の意味合いとして、わたしは「May Day!」などという大胆なコラムタイトルをつけた。
上記のように書きましたが、NATIONAL GEOGRAPHIC CHANNELでも人気の番組「メーデー !」(既にシリーズ5まで行っている)、よく見ています。
航空機事故の際に「メーデー、メーデー」、所謂エマージェンシーコールの呼び出しですが、わたしがIT業界で体験した「限界の話」を綴ろうと考えコラムタイトルとしました。
話は、@ITエンジニアライフ担当者さんとのやり取りになるのですが、
「エンジニアライフって何?」
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/staff/2009/07/post-9263.html
上記で、ミネさんが、
>エンジニアライフは「公開権限を編集部が持つ」という恐るべきシステムになっています。
お書きになっておりますが、わたしの拙い文章の校正をして下さる時に、「朝之丞さん 今回のコラムの内容、どこの業界の話ですかね?」と、ご指摘をいただくことがままあり、
朝之丞「IT業界の話です……」
わたしがIT業界で体験した「限界の話」ですので、担当者さんが疑問に思うのもうなずけます。ちなみに「コラムをUpした際に、一番最初の読者は担当者さん」です。校正前の生々しい描写を毎回ご覧になっていて、また、あくまでも本文の本筋は押さえて校正してもらっているために、通読に耐えられる文章になっているのは間違いありません。改めて感謝申し上げます。
「May Day!」ですので、わたしとしては「限界の表現に挑戦!」という意気込みです。が、そこは、団体、個人などが特定されてはいけないわけで、そういった部分の文章修正依頼はあります。
ここで、わたし自身の「May Day!」裏話を2点ほど披露します。
■まだまだ甘いぜ!
毎回コラムを綴る際に「記憶の糸」 + 「当時のメモ帳」を紐解きつつなるべく正確な描写を心がけているのですが場合によっては、当時の記憶が蘇って、
すごい飲み会とは
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/tomono10/2009/05/post-b1d8.html
壮絶、社内レクリエーション
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/tomono10/2009/06/post-7176.html
被害に遭われた方には甚だ不謹慎ですが思い出し笑いをしてしまい、しばらくはコラムを書くことができませんでした。
逆に、
わたしはこれで会社をクビになりました
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/tomono10/2009/06/post-6cf6.html
盛夏のこわーい話
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/tomono10/2009/10/post-184d.html
当時の忸怩たる思いがこみ上げてきて、コラムを書く手が止まってしまいました。
「笑ってしまって文章が書けない」、「忸怩たる思いで沈んでしまい文章が書けない」、わたしはまだまだ甘ちゃんのようです……。
■今後のコラム エピソードについて
実はまだコラム エピソードは一巡しておりません。
- 車の話題
当時は「草食系男子」ではなく「肉食系」だったので、車の話題には事欠かなかった。どうも女性にモテたいからではなく、速い自動車 ⇒ 少年の夢らしい(某自動車メーカーに常駐していた頃のエピソード)。 - ギャンブル
「人間の性」として避けては通れない話題。ただし、IT技術者流の攻略方法、宝くじの悲喜こもごもなどもある。 - 異性について
文章にするのは未知の領域。そこは朝之丞的に冷静に分析します。 - 家庭(家族)について
IT技術者特有の家庭の悩みなど。ただし「中学生でお勤めに行ってしまった子」を持つぶっ飛びIT技術者の秘話あり。 - 刑が確定していないので書けないIT技術者の犯罪。
- 日頃お世話になっている会社の事務所に行ったら「怖いおにいさん」がいた。
など、まだまだ話題は尽きないのです。今後もご笑覧下さい。
■傾向と対策
わたしのコラムを読んだ友達に言われます。
「IT業界の裏話みたいなこと書いていて、若い技術者に悪影響があるのではないか?」
いつも冒頭で、
“※これ以降の文章には、非常に生々しい描写が含まれております。ご自身の適切な判断が必要です。”
と書いているのは、できれば読者の方々にIT業界の現実というものを噛み締めるように読んでいただきたいと考えているからです。読後、エピソードについて考察していただければ望外の幸せです。
なお、「傾向と対策」(エピソードの結論)には今後、毎回わたしが託していることを、より深掘りして書いていきたいと考えております。
次回予告:「困った持病持ち」