町工場から大企業、そして派遣社員も経験した現役派遣社員の壮絶体験

ホワイトな大手企業へ転職!その9  物を作る前に人を作る!

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これが意外にも私にとっては好感度であった。だって仕事以外でみんなのことを知ることができるからだ。だから毎日みんなの所感を聞くのが自分は楽しみであった。仕事の話をする人、趣味の話をする人、休日にレジャーを楽しんできたことを話す人、笑いをとりに話す人等。このようなやり方はコミュニケーションの場にもなるし、一日の始まりをリラックスさせてくれる。そしてみんなに親近感が湧いてくるし、チームワークも良くなる。面接のときにここの現場の課長から「職場で大切なことはチームワークだ!」と言ってたのを思い出した。

そしてこの会社の社訓の一つに「物を作る前に人を作る」という社訓があったが、まさに朝の朝礼はその通りであったと今になってしみじみ思う。そしてこの朝の挨拶は毎日社員が入れ替わりで行うことになっており、30名前後の部署であったので数か月に一回は自分にも番が回ってくるのだ。自分自身を主張、アピールする場所が全社員公平に設けられているってことだ。

ちなみに私自身、この会社の「綱領」や7精神の社訓は今でも暗記していて全て言えるし、社員番号も覚えている。3906006!これがここの会社での私の社員番号であった。話を戻すがこうしてここの職場の一日が始まるのだ。そしてここの係の責任者(班長)が、「おはようございます!本日新しい仲間がここの係に二名来ましたので紹介をします!」と言って私と同時入社で一歳年上の豊部先輩がマイクで自己紹介をするように求められた。ちなみに豊部先輩の前職は板前さん。いよいよ朝からの仕事が始まる。私に仕事を教えてくれる先輩は石尾先輩といってかなり優秀なオペレーターで後にこの現場のリーダーになる人だった。そんな先輩に恵まれたので私もそれなりに頑張って仕事を覚えた。

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