町工場から大企業、そして派遣社員も経験した現役派遣社員の壮絶体験

番外編 中学時代を振り返る!その2 過去の試験問題の分析から始めることに。。。

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魚の頭に不具合内容又は詳細、枝骨に発生状況、更にその先の枝骨に原因などと細かく書き留めていくものです。これは品質保証だけでなくあらゆる職種で通用するということを身をもって体験しました。ってことで、フィッシュボーンを娘の試験勉強に応用してみることにしました。

準備としては前回の試験問題と答案用紙を引っ張り出してきました。国語を例にしますと、前回は10点くらいだったと思います。まあ点数はどうでもいいんです。そして、試験問題の用紙をじっくり見てみました。100点満点で10点ですので、ほとんどがゼロからのスタートなんですけどね。で、この試験問題の用紙を見てみると国語なら漢字の問題、文章の問題、選択問題、〇×問題等、種類別にフィッシュボーンで分析していきます。どのようにかと言いますと、例えば頭の後ろに四つの枝骨を書いてそれぞれに漢字の問題では20点、文章問題では30点、選択問題では30点、〇×問題では20点、そして最後に尻尾に合計100点というふうに分析しました。

なのでこの分析結果から、漢字だけでも全問正解すれば20点は稼げるということです。ってことで娘に漢字の勉強をまずさせることにしました。だいたい中学校の試験範囲って教科書の数十ページの範囲ですから覚えなければいけない漢字の量などたかが知れてます。次に残りの三つのを勉強するのですが、100点満点を取らなければいけないってわけではないので、目標を60点に設定しました。既に20点は漢字で稼げるので、残りの40点を三つの問題の種類から選びます。

では残りの三つのどれから選ぶか?ということなんですが、これもまた先に作成したフィッシュボーンで分析していきます。文章問題を調べてみると範囲が広いので10点分だけ勉強。選択問題は20点分勉強、そして〇×問題は10点分だけ勉強すれば合計60点とれるということになります。こんなやり方でフィッシュボーンに書き込んでいきました。その結果を元に教科書を調べてここまで勉強すれば文章問題で10点、ここまで覚えれば選択問題で20点、ここだけじっくり読んでおけば〇×問題で10点、というやりかたで細かくフィッシュボーンに書き込んでいきました。

こうしてまとめあげた分析結果を元に、限られた範囲だけを娘に勉強させることにしたんです。そんなやり方で私は9科目の試験分析をやりました。全て60点分の分析です。そして試験1週間前になり学校から試験範囲が発表されます。その試験範囲を元に前回の試験の分析結果と照らし合わせて今回はここからここまで覚える、ここからここまで漢字を覚える、ここからここまでの文章を暗記しておく。というふうに娘に教えました。そして三日間の試験が終わり、あとは答案用紙の返りを待ちました。

>つづく<

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