お気楽“IT系女子”の日常を徒然と綴ります。

“アラサー”IT系女子、面談で更にキャリアについて考える

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 こんにちは。前回のコラムにコメントくださった皆さん、ご覧いただいた皆さん、本当にありがとうございました。誰も見ないだろうと思っていたので、嬉し恥ずかしで若干、挙動不審です😆。

 さて、年度末ですね。年度末ということは、期末の人事考課の時期ですよね。わたしもこの前、面談しました。

 わたしは20人ぐらいのチームに所属してまして、便宜上このコラムではチーム全体を束ねる統括を「ボス」、チームを大きく2つのサブチームに分け、それぞれを率いる人を「班長」と呼称して進めます。面談は、ボスではなく各自が所属するサブチームの班長と行います。

 面談の後、班長と今後の能力開発目標について軽く話しました。彼は、わたしが身につけたいと漠然と考えているスキルに対し、「現在の業務には関係ないのになぜ? そもそもオマエは、受付(嬢)じゃないか」的な疑問をお持ちのようで……。とりあえず、「このまま、この現場で受付として埋もれるつもりは毛頭ありません」と宣言しておきました。

 わたしとしては、「ヘルプデスクを極めたい」「いつか講師やインストラクターをしたい」と漠然と思っています。しかし、会社としては「ヘルプデスクをステップに、いずれは立派な『ネットワーク管理者』になって欲しい」と社員に対して望んでいるのかな、と個人的には考えています。これについても、班長からは「オレは会社がどう考えてるかなんて聞かされてないし、そんなもん知らん!」とのこと。ああ、そうですか……。

 班長のことは一旦、置いておいて、わたしが「きちんと身につけたい」と思っているスキルなんですが、もう、山のようにありまして……。

  • ネットワーク関連
  • Linux(UNIX)
  • Office 2007
  • Windows(クライアント、サーバ両方)
  • プログラミング
  • DB関連
  • ビジネススキル全般(特に「良きリーダーとはなんぞや?」系)
  • 英語(TOEIC600点越え、英検準1級合格)

 今後どこの現場へ行ってもネットワーク、Linux(UNIX)、Windowsは必ず付いて回ります。自分ではネットワークとLinuxのスキルが特に弱いと感じていますので、今年はこちらを強化したいと考えています。LPICレベル1と、.com Master★★(もしくは★★★)の取得を目指そうかと。CCNAではなく.com Masterを選択したのは、幅広くネットワークの知識を問う試験だと感じたからです。さらに、次年度にお客様先のOffice環境が2003から2007へ移行しますので、MCAS(Word、Excel、PowerPoint、Access)を。

 まぁ、あの、大したレベルじゃありませんが、小さなことからコツコツと、って言いますしねっ。アハハハハ……😅

 資格以外では、DB関連とプログラミングは、ほぼ未知の領域ですが興味がありますので、せめて、触りだけでも取り組みたいと思います。運用においても、例えばルーチンワークを自動化するためにプログラムを組んだりしますし。

 また、受付チーム(5人)のチーフをしていますので、「良きリーダーとはなんぞや?」系の記事とかコラムは気になります。リーダーの資質や自覚に欠ける人物の下で働くことって、後輩にとっては非常に辛いですもんね。ちなみに、さり気なく英語の資格が入ってますが、英語はただの趣味です。

 さて、ダーっと列挙してきましたが、わたしの勉強方法は基本的に「本を買ってひたすら読む!」&「実機を触る!」です。いつも業務中の空いてる時間に勉強したり、自社の講習会に参加したりしています。分からないことは、Webで調べたり先輩や上司に質問します。

 逆に、家に帰ってまで勉強すると嫌になるので、あまりガチガチに考えないようにしていますね。残念ながら通勤時間が短いので、勉強ではなくちょっとした考えごとをしたり、逆にボーっと何も考えない時間として当てています。たまに歩いて帰ると楽しいですよ。家までゆっくり歩いて50分ぐらいの道のりです。素敵なカフェなどを発見して楽しいですし、公園を通ると花が咲いているとか、季節の移り変わりを感じられます。

 勉強の目的は、業務で必要とされる知識を身につけること。そして、そのことを会社に対して客観的に証明する手段として資格取得を選択した、ということです。ヘルプデスクとしては一応、1人前になれたと思いますが、管理者としては未熟ですので、時間がたっぷりあるという現状を思う存分利用して、しっかりと次のチャンスに備えて勉強しておこうと思います。

 この春で入社して丸9年になり、入社10年目となりますが、大したスキルもないのに経験と年数だけが肥大化……。今の現場に来て「ヤバイ! このままだったら(IT系女子としての)脳ミソが腐る!!」と思ったこと、エンジニアライフで様々なエンジニアさんの姿を見ることができ、いろいろな意味で「これではイカン!」と思ったことで、勉強に対するモチベーションはかつてない勢いで上昇中です✊。

 相変わらず、行き当たりばったり感たっぷりですが、今の業務にはあまり関係なくても勉強はコツコツやっていきたいです。あんまり難しく考えず、「自分の目指したい方向」を模索しつつ、かつ「社員として会社から期待されていること」も大事にしていけたら理想的ですね。

■□■

 先日、自社で社内向けに「ヘルプデスク養成講習会」なるものを企画しているという情報をキャッチしました。ヘルプデスク未経験者を対象とした講習会なので、経験者のわたしとしては、講師側の立場を勉強する絶好のチャンスかも!

 「是非、何か手伝わせて下さい!」と直接担当部署に直訴し、どのような形で関わらせていただくか調整中です。よーし、頑張っちゃうぞっ⤴

Comment(8)

コメント

トジコ

組長さん

はじめましてトジコと申します。僕もヘルプデスクをやっております。
まだ1年も仕事していませんが、ヘルプデスクのスキルアップって
何をしたらいいんだと思って方向が定まっていませんでした。

でも組長さんの目指されているスキルアップの目標を拝見して
僕も目指すべきスキルの一端が見えた気がしました!!
僕もヘルプデスクとしてのレベルアップを目指します

ありがとうございました!!

組長

>トジコさん
はじめまして。コメントありがとうございました!!

そうですか!私ごときのコラム(と呼べる物ではないですが)がお役に立って、本当にうれしいです!!こちらこそ、本当にありがとうございます。

いずれ書こうと思ってますが、ヘルプデスクって浅く、広く、いろんな要素を求められる仕事だと思います。常に「何のための今なのか」を意識して、自分が今やっていることがどんな未来に繋がるのか、繋げるべきなのか、繋げたいのか、について自問自答することが大事かと思っています。(あくまで個人的見解ですが)

お互いに頑張りましょうねー★

第3バイオリン

組長さん

はじめまして。第3バイオリンと申します。
私はテストエンジニアをしているアラサーIT系女子です。

テストエンジニアも、テスト対象だけでなくその動作環境のこともわかっていないといけないので知っておくべきことがたくさんあります。
私も自らのキャリアパスについて模索中なので、同じように奮闘している組長さんを応援します。

今の業務と直接関係ない資格を取りたいと宣言したとき、周りが冷ややかな態度を取ることってありますよね。
でも資格取得のための勉強は自分のためにするものだから、気にしちゃダメですよ。
仕事をきちんとやっていれば、いくら勉強しても誰かに迷惑をかけるものでもないんですから。

それに、資格を取ることは将来なりたい自分に向かうためにかなり有効な戦略だと思います。
実際、私は大学時代に資格のおかげで学部で一番人気の研究室にみごと配属されました。
どうしてもその研究室に入りたかったので、研究に関連する資格を取得し、教授の講義でそのことをアピールしたのです。
組長さんの目指す道は研究室配属のような小さい目標ではないと思いますが、こういう話もあるということだけ記憶の片隅にとどめておいてくれたらありがたいです。

組長

>第3バイオリンさん

はじめまして。コメントありがとうございます。確か、ヨギさん宅でお見かけしたような・・・。アラサー仲間だったんですねー★

資格の件、ありがとうございますっ!!そうですよね、別に私が勉強したって誰も迷惑しませんし。むしろ会社的には大歓迎だし。

大学時代はどのような研究室におられたんでしょう?めっちゃ興味ありますっ。やはり、自己啓発と自己アピールは必要ですよね。黙ってじっと待ってたってチャンスが訪れるわけないし。掴みに行かないと!ってことですよね。ありがとうございます!!これからも頑張ります★

第3バイオリン

組長さん

第3バイオリンです。

>確か、ヨギさん宅でお見かけしたような・・・。
そう、そのとおりです。

>大学時代はどのような研究室におられたんでしょう?
興味を持っていただき、ありがとうございます。

私の研究室では、画像処理と色彩工学を主に研究していました。
たとえば、絵や写真を画像に取り込んで、使われている色の種類や面積比などの情報を抽出したり、被験者に言葉や音からイメージする色の組み合わせをカラーカードで作ってもらって統計を取ったりしていました。

そういう研究室だったので、絵や写真が好きな人、CGアートを作る趣味を持つ人が飛びつきます。加えて、同じ学部の他の研究室と比較して研究内容が華やかでわかりやすいので、毎年5人の枠に20数名が押し寄せるというとんでもない研究室でした。

というわけなので、並のアピールでは教授の目に留まりません。
そこで私は「色彩能力検定3級」を取得し、アピール材料にしたのです。
この資格は、主にデザインを勉強する人に人気があります。
一般の人も、服やインテリアのコーディネートに役立つと思います。
資格の内容にご興味がおありでしたら、下のURLをご参照ください。
(ちょうど今、夏期試験の募集中みたいです)
http://www.aft.or.jp/index.htm

口だけでやる気を示すのはなかなか難しいものです。
資格を取得する、あるいはそのために勉強していることは良いアピールになると思いますよ。

組長

>第3バイオリンさん

こんにちはー。

>絵や写真を画像に取り込んで、使われている色の種類や面積比などの情報を抽出したり、被験者に言葉や音からイメージする色の組み合わせをカラーカードで作ってもらって統計を取ったり

す、すごい!!めちゃくちゃ面白そうですね。


>口だけでやる気を示すのはなかなか難しいものです。

そうですよね!でも、この現実を受け入れない、受け入れたくない、っていう人もたくさんいるようで・・・。このあたりはそのうち過去ネタで書くと思います。

どうも組長さま、田所です。おはようございます。こちらにおられたのですね。

僕は主に、百貨店(千葉そごう)の電器売り場、CAD、DTP、ヘルプデスク(主にインバウンド)、障害対応(フィールドエンジニア)、サーバー設置設定管理などを経験してきました。かれこれ20年。

いまは自律神経がこじれてお休みをしています。くれぐれもストレスで病気にならないようにしてくださいね。では~。

たどころ

組長

>田所さん
こんにちはー。そうです。密かに生息してました。笑
ご訪問ありがとうございます!


>僕は主に、百貨店(千葉そごう)の電器売り場、CAD、DTP、ヘルプデスク(主にインバウンド)、障害対応(フィールドエンジニア)、サーバー設置設定管理などを経験してきました。かれこれ20年。

も・ち・ろ・ん!コラムは全部読みましたので、存じておりますよっ★
で、「うわー、この人すごーい・・・」って思ってました。笑

私は追い詰められるほどの激務を経験したのことのないヌクヌク人生ですが、冷え症がひどくて整体師の先生に「あなたの体は全然、大丈夫ではありません!」的なことを言われてしまいました。男性も冷えは禁物です!暖かくして下さいね。

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