「生活イチバン、ITニバン」という視点で、自分なりのITを追及するフリーエンジニアです。ストレスを減らすIT、心身ともにラクチンにしてくれるITとはどんなものかを考えていきます。

週末プチ・スマホ断ち

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 土曜の朝、iPhoneが水没した。ちょうど1泊2日の箱根行きの途中でのことだったので、そのまま週末まるまるスマホ断ち、SNS断ちをすることになった。今回はそのとき感じたことを書いてみよう。

■何が私を縛っているのか

 私がまず痛感したのは、自分がどれだけ時間に縛られているのか、ということだった。時間を確認するために、私はどれだけ頻繁にスマホをチェックしていることか(私は携帯を持つようになってから腕時計をしなくなった)。

 時間を気にするのは、予定が決まっているからだ。

 「9時から客先で打ち合わせだ。ということは、7時の電車に乗らなければならないな。そのためには遅くとも8時45分までには家を出なければならないってことか。」

 「今日の待ち合わせは10時半だ。そろそろ行かないと間に合わないぞ。」

 このように、我々はさまざまな予定を立てて、それを消化するために走り回っている。では、この状態から解放されたければ、予定を立てない生活をすればいいのだろうか?

■予定を立てないとどうなるか

 事前に予定を立てないと、リアルタイムで刻々と変化する状況に的確に対応する必要がある。そのためには、判断材料となる膨大な情報の収集が不可欠となる。では、どうすればいいのだろうか。

 いやいや、心配ご無用。ここに最適なツールがある。スマホとSNSアプリだ。

 「いまどこ?」

 「何してる?」

 「これからヒマ?」

 友達のタイムラインを見れば、相手の大体の状況がわかる。これでリアルタイムに調整し合って、めでたく仕事帰りに仲間と街に繰り出せるというものだ。

■綿密な計画は情報の流量を低減するか?

 予定を立てれば時間に縛られ、予定を立てなければ情報に縛られる。いずれにしても、縛られる運命なのか。ひょっとして、私は縛られるのが好きなM体質ということなのかも知れない。

 まてよ。予定を立てても時間に縛られず、予定を立てなければどこまでも暴走するラテン系のノリに、私が激しく共感し憧れを感じるのは、その裏返しということなのだろうか?しばらくはラテンのノリで生活してみるか?

 いやいや、そういうオチではない。私が言いたいのは、予定をしっかりと立てていれば、時間にさえ気を付けていれば大抵の場合、物事を滞りなく進めることができるが、予定が大雑把だと調整のために必要な情報量が増大し、そのためにリアルタイムでの状況をトレースしやすいスマホ&SNSによるコミュニケーション量が増加するのではないだろうか、ということだ。

 こういうことを考えていくと、色々とアイデアも湧いて来るではないか。

■プチ・スマホ断ちのすすめ

 巷ではダイエットや健康のために「プチ断食」というものが流行っているらしい。スマホ断ちやSNS断ちも、いきなり1ヶ月とか言い出すと敷居が高いので、まずは週末のプチ・スマホ/SNS断ちをやってみるといい。

 きっと、スマホやSNSとの関わり方や度合いによって、それを2日断った際に感じるものは人それぞれで違うだろう。私がラテンのノリに救いを見出したことに失笑する人も多いだろう。しかしそれは当然のことだ。答えは本人の中にしかない。

 だから、まずはやって、感じて見ることだ。必ず、新たな発見ができるに違いない。

Comment(1)

コメント

仲澤@失業者

「8時45分」では遅すぎますよね(^^;)。電車、7時だし。

それはともかく、「SNS絶ち」やってます。
っつうか、FaceBookもTwitterもテストでやった一週間で飽きてアウト。
Mixiも既に数年はホウリッパ。Google+も半年はあけてないので
どうなってるかさっぱりわかりません。
パスワードも忘れました(笑)。

それで、何か発見したか・・・ですか?。
自ら連絡する必要がある人は、らくらくふぉんの登録ボタンの数程度しか
いないってことですかね(vv;)。
自分に用がある人の数も似たようなもんです。

SNSをそれだけ活用できるってことは、たくさんの友人知人に恵まれている
証拠かもしれません。いいことですね。

ですが、「スマホ絶ち」はやってません。
っつうか、目がさらにアレになってきたので
7インチのパッド買っちゃいました(しくしく)。

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