あなたは丁寧に仕事をしているか?
「どんな仕事をするときにも共通する、もっとも本質的な、片時も忘れてはならない大切な心構えとは何か」と問われたとしよう。あなたなら何と答えるだろうか。
私なら、それは「常に丁寧さを心がけること」だと答えたい。
大辞泉によると、丁寧とは「細かいところまで気を配ること。注意深く入念にすること。言動が礼儀正しく、配慮が行き届いていること。」などと定義されている。
まさに、どんな仕事にも求められる基本的な態度を過不足なく表しているではないか。
とはいえ同時に、なんと耳が痛いことだろう。なぜなら多くの職場には、これが欠けている人が溢れているのだから。
誤字・脱字の多いメールを受け取ることなど日常茶飯事だ。スケジュールや納期の設定から始まって、プロジェクトのあらゆるフェーズにおけるコミュニケーションや成果物なども、そこから推して測るべし、といえる。
その結果、もっと丁寧にやっていれば起こり得ないような事象が今日もあちこちで発生しているのだ。
これは組織やプロジェクトの問題ではない。個々人の態度の問題だ。だから、自分以外に責任転嫁することは出来ない。 納期に追われている、というのも言い訳にならない。それが仕事を丁寧にやらなくていいという免罪符になるわけでもない。
私自身、過去を振り返ってみると、思い当たる節がいくつもある。それはもう、嫌になるくらいたくさんある。だからこそ、声を大にして言いたい。もっと丁寧に仕事をしようよ、と。
コメント
稟議書など、いくら気を使っても、間違えがあるからいやになります。年をとると視力が低下するためか見落としが多くなります。
最近仕事の内容以外に気をつけてることがあります。それは「姿勢」です。会議などが長引くとだんだんだらしのない姿勢になりますよね。
猫背になりがちなエンジニア。姿勢を正しく、お腹を引き締めることは見た目体裁だけでなく、健康維持のために大事ですよね。
onoT
みながわさん
こういうテーマで書いているのに、公開直後に脱字に気づいて慌てて修正した私は、視力よりも知力が低下しているのかも知れません。。。
姿勢は大切ですね。私も猫背なので、作業中の姿勢には注意しています。(とは言え、気づいたら猫背になっているんですけど)