安全性を追求するなら、人間を遠ざければいい
どうやら海の向こうではハッキングでクライスラー車のコントロールを奪うデモに成功したらしい。
こういう話は大好きだ。もちろん「過度なIT化の弊害だ」などと、したり顔で警鐘を鳴らしたくなるというわけではない。単純に、色々と妄想したくなるだけだ。
もういっそのこと、予めコントロールを奪えるユニットを備えておいて、警察官が追跡中の違法運転車両を強制停止できるようにすればいいのだ。これで暴走族も走り屋も一網打尽だ。
あるいは、道路標識から制限速度を読み取って、それ以上のスピードを出せなくするというのはどうだろう。しかし、それをやってしまうと緊急時に必要なパワーを出せなくなる。そこは考慮する必要がありそうだ。
ところで、脳波で車を運転するというアイデアもあるようだが、これは実際のところ、どうなのだろうか。手足を使って運転していれば、考える前に体が勝手に反応して危険を回避することもできるが、 脳波というのは、それと同レベルのスピードで脳波を拾うことができるのだろうか。シンクロ率が低いと上手くコントロールできないのではないかと余計な心配をしてしまう(あぁ、EVAとは神経接続だから、ここでシンクロ率を出すのはちょっと違うか)。
まぁいずれにせよ、Googleの公道テストの状況をみると、事故は常にヒューマンエラーによって起こっているのがわかる。やはり最終的には自動運転によってヒューマンエラーの入り込む余地をなくすのが正解なのかもしれない。
そう。人間など、運転席から追い出してしまえ!
さて、アップルが自動車事業に本腰を入れているのではないかという噂も真実味を帯びてきた今日この頃。しばらくは妄想ネタに不自由しないで済みそうだ。
コメント
abekkan
運転は人間よりコンピュータの方が安全。
取り締まる警官も不祥事が多いからロボット刑事のほうがいい。政治家もろくなヤツがいないから立法と行政はホストコンピュータに任せる。
なんだ、人間なんていらないじゃないか(+_+;)
仲澤@失業者
いずれ自動車は「地上を移動できるロボットの一種」になるかもしれませんねぇ。
個人的には「ナイト2000」より「タチコマ」みたいなのがきぼーです(笑)。