エンジニアとしての勉強
私は人それぞれに合う勉強法が違ういう価値観の人間です。それを踏まえて、私が思う勉強についてをお話ししていこうと思います。
一番大事な勉強は現在携わっている開発に関連する勉強
一番良いのはちゃんと理解して開発に携わることが大事です。もちろん会社の命令だから仕方ないこともあります。自分の現在のレベルより上の仕事、今理解していない分野の仕事をやりレベルアップや仕事の幅を広げるための仕事もあります。
その場合は当然ながら最優先は現在の仕事に関わることです。似た意味で次の仕事の準備のために勉強するということも多いです。
これはモチベーションうんぬんより、やらないとヤバいやつです。
最新技術を漠然と勉強するのはモチベーション的にきついし、落とし穴もある
ITエンジニアとしてはこうあるべき論はSNSで語られていることですが、正直私にはしんどいです。最大の理由は最新技術の勉強を漠然とやるのは目的・目標がない、つまりゴールも見えないからです。
ITエンジニアの中にはプログラミングや技術にこだわる人も多いです。でも多くの人は「案件が多いから」「単価が高いから」「流行りだから」以外でこだわる人はかなり少ないです。色々理解しているうえで選択しているならよいのですが、顧客も流行りだからと、欲しい機能と逆行してプログラミング言語を指定する顧客も少数ながらいます。
閑話休題、
もはや趣味レベルで最新技術を追い求めるのは別に止めません。また数年前は趣味で最新技術を追い、それを仕事に生かしていた人が優秀過ぎるエンジニアというイメージを持っていました。それを今も続けている人はそのままであってください。
ただ、趣味でなくエンジニアといてスキルを高めるためになぜそのプログラミング言語を選ぶのか?その技術を学び、どんな事を実現させたいのか?を明確にしておくのは大事なこと。
それはなぜかと言うと、その人のキャリアが学ぶ方向で決まるからです。
最新技術を追うのはカッコいいことですが、その技術はいつか最新技術では無くなります。下手すれば日の目を見ない技術になったり、他の技術にとって換わることも少なくはありません。それよりは最新技術を追いながら、○○を実現させるため他の技術はないか?もっと簡単にできることはないか?を考えられるエンジニアのほうが息の長いエンジニアになれます。
自分に足りないと思ったものを勉強することは分かりやすい
今の世の中、一つのものに突き抜けてスキルを身につけると目立ちますが、それは本当にごく一部の人間だけです。そのごく一部はそのスキルのトップ層のみです。その他大勢では一つのスキルで突き抜けるにはレベルが低い状態で目立つことも役に立つことも難しいです。
私は短所や弱点を補強する勉強をするより、長所を伸ばす勉強をしたほうが良いと思っている人間です。しかし、今の自分にはどうしても今必要と思っているものを勉強することも大事だと考えています。
その足りないスキルは
・プログラミング言語
・DBやネットワークの構築、ハードウェア構成設計
・プロジェクトの管理、遂行、成功のためのスキル
・仕事の速度アップ
・相手にわかりやすく伝えるスキル
・部下の育成スキル
本当に色々あります。全部が全部できる必要はありませんが、どうしても必要だと思うときには勉強することも大事です。もし勉強して自分が上手に習得できなかったら、それは自分が伸ばすべきスキルではなかったと諦めることも大事になってきます。
「調べれば全部載っているから全部分かるでしょ?」を真に受けるな
ITエンジニアに対してよくある話ですが、私は「調べれば全部載っているから分かるはず」は暴論だと思っています。IQの高い人であれば分かるのでしょうけど、少なくとも私には無理でした。この行間に少なくとももうちょっと説明してくれよ!と思うことが書籍でも多くありました。こういうときに学力の差というものが露骨に出てくるので、悔しいところです。
そんなときに、教わる相手のレベルまで落として内容をわかりやすく伝えてくれる人の存在はありがいたいのです。一から全てを教えてくれなくても、ヒントを貰えるだけでもありがいたいのです。
もし「お前が馬鹿だから出来ないだけ」と言われても、「バカですみません。だからお金を払うでので教えてくれる人を探します」と言い返すだけですね。実際その人からみたらバカなのでしょうから仕方ないのです。
「調べれば全部載っているから全部分かる」ができるのは、そのレベルの学力やIQがある人だけなのです。そのためにも人に教えてくれる存在はやはり必要でしょう。
一つ注意点があるとすれば、
「どうやったら自力で調べて理解できるようになるのか?」
を考え始めることも大事です。ずーっと教えてばかりでなく、自力でも分かるようにレベルアップしていくことも大事です。そのためのヒントは最初に教えてもらっておきましょう。それができるようになって、気が向いたら自分の後進にも同じ用に教えて伝えていってくれると人がどんどん育っていきます。
まとめ
・今の仕事、確定している次の仕事に関わることの勉強が最優先
・自分に足りないスキルを学ぶ
・自分で調べてわからない場合は、恥と思わず教えてくれる人を探そう
やはり趣味で最新技術を追っている人や好きな分野を勉強しまくっている人にはエンジニアとしては勝てない。それが私の中には大きく存在しているので、技術的な事を語ろうとは思わないし思えないのですよね。私はお金を稼ぐためにやっているので、多少頑張ってもエンジニアとしては二流、三流が精一杯だな、と強く思っています。
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笑顔表情筋のトレーナーをやっており、オンラインで個別体験レッスンをやっています。
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笑顔表情筋に関するnoteもはじめました
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