自分一人で頑張ることと他人に頼るバランス
Twitterに話題になっていました
Googleの人工知能チームには、問題が起きた時
-- かずたか@プログラミング独学して起業した人 (@kazutaka_dev) 2019年6月9日
「15分で解決できなければ、素直に人に聞く」
というルールがあるそうです
これはプログラミング学習でも非常に大事で、分からないことをいつまでも考えたり調べるのは時間の無駄です
ある程度の目安を用意して人に聞くなり、飛ばす方が吉
ちょうど人に聞くことをコラムにしようとした時に、コレを見て
「これだけでもうコラムは不要じゃね?」
と思わせるものでしたが、私なりの意見を書きます。
分からないことを聞くのはやっぱり早い
どんなに調べてもわからない事というのはやっぱりあると思います。これはその人にとっては頑張って調べてみたというものです。そもそも言葉の調べ方、そもそもの前提知識がないなど分からないにも色々あります。だからこそ15分調べてわからなければ諦めて聞いたほうが早いという事だと私は思いました。
最近はなんだか悪のような扱いをうけているOJTですが、良い上司に恵まれたせいもあり、個人的にはよいものでした。それは前提知識の習得、調べ方を習う、聞いたほうが早いというものを身につける期間だったからです。
ただ、何も考えずになんでも人に聞くのはNG
人に聞いたほうが早いから何でもかんでも聞いてしまうのはダメです。私自身がそれを痛感しています。人に聞くのが得意だったので仕事は早くなりました。でも一人で考える習慣が欠けてしまいました。最近は何かと「もうちょっと考えろ」と言われることが多く、言われたことしかできない人間になってしまったと思い、自分の悪癖を直しているところです。
15分というのは一人で考えるにはけっこう長い時間です。もちろん調べ物をしている時にはあっという間かもしれませんが、一度詰まってしまうと完全に止まってしまうので、そこから更に考えるのはかなり苦痛に感じます。
人に聞くことと同じくらい人に教えることも大事
人に教える時、自分がちゃんと理解していないと教えることが上手にできません。だからこそ、人に教えるというアウトプットを行い、知識の再習得をすることも大事です。それ以上に、なんでもかんでもくれくれ人間よりは、自分が知っていることを教えることで、人間関係もよくります。
逆に教えるだけでも良くないなと思いました。わざとでも、自分ができない事を相手に伝えることで距離感が縮まります。こういうのも私はできていなかったなと思います。人に教えるのはある意味優越感を感じるので気持ちの良いことでもありますが、自分の弱みを見せるのは怖くて人に教わることができないという人もいます。
自分一人で頑張ることと他人に頼るバランス
タイトルに戻りましたが、自分ひとりで頑張る能力も必要だし、他人に頼るということも大事です。そのバランスが保てないと能力、または人間関係のどこかで何かいびつになってしまいます。
ITエンジニアはよく人間関係をないがしろにしやすいと言われていますし、私もそのタイプです。能力重視することは最初は大事かもしれませんが、一緒に仕事をするのはやっぱり同じ人間です。頼ったり、頼られたりする適度なバランス感覚も大事なことだと最近になってやっとわかってきました。だいぶ遅い気づきですが、人生に遅すぎることは無いらしいですよ。
コメント
MT
元記事の人は、学習においても同じ、と言っていますが、それは違うと思います。
問題なら早急に解決する必要があるので、15分は妥当だと思います。しかし、学習において、15分程度の悩みで他人にアドバイスを求めていたら、自分では何もできない人になってしまいます。学習なら一人丸一日悩むくらいでもいいと思います。