能力が高い人、成長が早い人は何が違うのだろうか?
才能というのもあるかもしれませんが、他にも色々あります
能力が高い人や成長が早い人は「天才」と言われがちで、その一言で終わってしまいます。自分より能力の高い人と一緒に仕事をしていることで気がついたことがありました。
「努力の量」「メンタルの強さ」「ビジョン」「コミット」「人生の目標」「地頭の良さ」。それもあるかもしれません。今までは私も今挙げたもののどれかと思っていました。でも実は「感情のコントロール」が上手なのでは?と思いました
人間は感情に振り回されるもの
人間は考える生き物だから論理的に考えて行動すると思っている人もいますが、ほとんどの人は感情によって振り回されます。例えば
・褒められることで「嬉しくなって」調子に乗る。
・怒られることで「凹んでしまい」やる気が無くなる
・将来のことに「不安になって」分からなくなり、行動できなくなる
・動揺して「焦ってしまい」普段は絶対にやらないミスをする
・絶対に許せない事で「激怒してしまい」大声て怒ってしまう
文章にしちゃうと本当にあたりまえのことに思えちゃうのですが、すべて論理的に考えて行動するならこんな風にはなりません。感情が変化したことで平常心の時と違った行動になっていきます。
私の場合、コラムでコメントを頂くとけっこう凹んだり、怒ったりしていました。そうすると日常の仕事にも影響がでてしまいます。私のメンタルが弱いせいもありますが、これはコラムニストに限りません。SNSで有名人や著名人を誹謗中傷している人がいますが、相手に届くとけっこう辛いものなのです。本気で辞めたほうがいいですよ。
話を戻して、感情のコントロールが上手な人はどうなるのか?
瞬間的にマイナスの感情、凹むこと、怒ること、悲しくなること、は発生しても、自分自身を律することができます。それで行動が止まることが少なくなっていくのではないのか?そんな風に感じました。
私はつい最近、仕事で大きなミスをしてしまい、未だに引きずっています。そうなるとどうしても平常時よりやる気がなかったり、必要以上に落ち込むことで、仕事のスピードがいつもより遅くなります。考え事に至っては、どうしても見逃しも多くなる。それって仕事をする上では良くない状態です。そういう時に、感情のコントロールを上手に行って、平常時に戻す事はかなり大事な能力だと思います。
他にも管理職の場合では、部下がミスしたり、仕事が遅れることで怒りに任せて怒鳴り散らしたくなることもあるでしょう。でも、そこで感情の思うままに怒鳴り散らしたら、評判はよくありません。プライベートで良いことがあって浮かれていて、仕事でミスするのもダメ。新しい仕事に不安になりすぎて、行動できないのもダメです。
そう考えると感情のコントロールが上手な人は行動が早くなっていくのかな、と思うようになりました。
もちろん、何でもかんでも抑えるのがいいわけでない
嬉しいことは全力で喜んでいいし、悲しいことは悲しくてもいい。ただ、その感情を仕事に持ち込みすぎないことが大事ということです。20代のころは何も考えていなかったせいもあり、こんな悩みはありませんでした。しかし30代後半になっていくと、この感情のコントロールの大事さがだんだん分かるようになってきました。
みなさんは仕事している時に感情を持ち込みすぎて、ミスしてしまった、失敗してしまった、行動ができなくなってしまった。そんな経験ありませんか?私はこういう経験がかなりあったので、ちょっと気になり、今回のコラムとなりました。
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ITエンジニア以外のお仕事についてブログをやっています
https://ameblo.jp/tla-kichijoji
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コメント
a
ITmediaのトップページから来ました・・・
うまく言えないのですが、なんとなく納得できる話です
感情に左右されない人は、淡々と仕事を続けて、淡々と成果を出しそうです
これが最後には大きな違いに・・・
それと、少しズレた返し方になりますが、創作分野の人ではどうでしょうか
何か嬉しいことや嫌なことがあったとして、それに振り回されるのではなく、作品として昇華する
感情を有益なアウトプットに変換できる人、みたいな・・・