「AIが仕事を奪う」という内容が減ってきた、その理由を考えてみた
一言で言えば「飽きられた」からだと思う
「AIが仕事を奪う」「これからなくなる仕事ベスト10」というものが一時期いっぱいありました。私もその流れに乗ったコラムも書きました。でも最近見ないと思いませんか?その答えは単純に「その内容飽きちゃったよ。」これが私なりの答えです。
じゃあなぜ飽きられるほど使われたのか?そこまで考えてみました。理由は「危機感を煽るタイトル」としてはうってつけだったからです。
危機感を煽るタイトルは読まれるし、都合がいい
たしかに目を引くタイトルだし、エンジニアでなくても気になってしまう内容。でも書き手として都合がいいのは、危機感を煽って、自分の都合のいい情報を提供しているだけ。
例えば、「AIに仕事をうばれない仕事は◯◯だ」という結論で、そのコンテンツを売りたいだけ。そんなものも多かったと思います。必要以上に不安を煽っていく。そして不安が広がったところで安心した情報を提供して信頼性を高める。極論を言ってしまえば、どれもこれもそうなんだけど、AIを敵にしたところで誰にも怒られない。そんな実情もあってすごく使われ倒された言葉なんだろうなと思っています。
私はこう思っていますが、もちろんこの答えが全然見当違いの可能性もあります。
じゃあAIはなんなのか?
結局はAIを上手く利用できる人がこの先必要とされていく、と思っています。ITだってそうだった。上手に使っている人が有利と言われています。IT社会と言われているけれども、全然ITが使えない人だっている。生きていけない事はないけど、損していることだって多いと思うし、使えない人たちはそれを痛感していると思います。私達はたまたま時代にあった仕事をしているだけ、運が良かったと私は思っています。
今後はITでなく、AIに関するものに移行していく。それはもうちょっと先だと思いますが、今後はそうなりますよね。そんなことを思っていたらこんな記事がありました。
「将棋棋士が考える、AI時代における知能の本質」https://ledge.ai/shogi-ai-nishio/
将棋というものも、プロ棋士がAIというかコンピュータ将棋ソフトに負けるという時代を過ごしてきました。そんな人が考えたすえの内容だったので、非常に面白い内容でした。
答えは一つでないけど、自分の中で答えを出すのが大事
もちろん、私の結論はあっているとは思っていません。でも何事も自分の中で結論を出すというのは大事だと思います。今後はそういう信念をもって行動できるし、自信にもなります。人に言われたことをヒントにするのはいっぱいありますが、自分なりの答えを出していきましょう。間違っていると思えば、自分の中で訂正しちゃえばいいので、そんなに絶対的な答えにしなくても大丈夫ですよ。
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最近はこんな企画もやっています。
起業したい人はもちろんのことだけど、サラリーマンも上司以外から新しい学びを得られる機会があれば成果が大きいと思うのは気のせいなのかな?
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ITエンジニア以外のお仕事についてブログをやっています