人や会社を見極めるのは想像以上にものすごく難しい
信用している人に裏切られることはあまりありませんが
個人事業主やフリーランスになってから、多くのかたと一緒に仕事をやる機会がありました。仕事といっても色んな種類があります。エンジニアとはまったく別の事業をやる、営業代行を頼む、同じエンジニアとして異なる分野の分業をする、簡単なITサービスを作成して提供する。その中には、この人と仕事が出来てよかったと思うこともあれば、自分の力不足により申し訳なかった人もいます。他にも思うことがあるのは「この人と一緒に仕事をやってもお互いによくなかったな」と思うことが多いです。
手伝ってほしい分野が微妙に違う、かゆいところに手が届かない
9割ぐらいは私の判断ミス、確認不足が原因です。
・あれ?この部分はやってくれないのか?
・勧めてくれた◯◯さんが言うほど便利でないなあ
・便利なのかもしれないけど、自分には使いこなせないサービスだ
やってみて相手の強みをキチンと知る、自分の力不足を認識する、自分が手伝ってほしいことは本当は違ったんだ、など結局自分に問題があるケースが多かった気がします。
もちろん明らかにこちらを利用しようとする悪い人もいる
あからさまに騙してやろうという人はいませんが、こちらの力を格安で利用してやろうという人は多くいました。今のところはそんなケースはありませんが、今後、そんな人に騙されてしまうかもしれないと油断はできません。こういう人はけっこう見た目や雰囲気から怪しいので、よほどのお人好しでなければ大丈夫だと思います。
その上で判断しているのに、失敗してしまう
私が今まで失敗したパターンはこんな感じです。
・その人自身が最高のサービスを提供していると思いこんでいるが、実は外の世界を知らなすぎるパターン
・その人自身はいい人でも、その裏にいる人が悪い人のパターン
・その人は穏やかそうに見えて、身内には厳しすぎる、パワハラがあるパターン
・個人プレイは最高だが、チームプレイが絶望的な人のパターン
・お金に関する考えが甘すぎるパターン
他にも色んなパターンがあると思います。その人は悪い人でないし実力もあるのだと思います。でも、一緒に仕事をする上で致命的に何かが抜けていると「こんなはずではなかった」になっていきます。そして関係が悪くなってしまったこと、疎遠になってしまったことは少なくはありません。
言葉にすると、こんなのも見抜けないの?と思いますが、良い部分に目がくらんでしまって、判断や確認をミスしてしまうものです。特に、その人があやつり人形状態の人は全然わかりませんでした。
会社の実態を見抜くのも同じように難しい
良い会社だと判断したら、直属の上司がパワハラしてきた。そんな話もよくあります。たまたま配属先が悪かった。そんなパターンもあるわけです。
それらを過ごしでも見抜けるようにするには
・色んな経験、失敗をする
・他の人から失敗談とその上で何に気をつけているかを聞く
・絶対的な判断基準を自分の中で明確にしていく
・自分はどんな人と一緒に仕事をやっていくといいのか?を考える
フリーランスほど人付き合いは重要になる
ITエンジニアのフリーランスはスキルがあれば何でもOKみたいな事を言う人がいますが、個人的には対人関係スキルも相当重要だと思います。スキル至上主義者でもいけない。とかいって対人関係至上主義者でもダメ。超がつくほど一流には関係のない話かもしれませんが、普通の人にとってはやっぱり対人関係スキルや経験を無視することはできませんよ。
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