将棋電王トーナメントの終了
こんにちは、手塚規雄です。
将棋電王トーナメントに関わった1人として
第3回から3回参加したのですが、優勝を狙うというより大会に遊びに行く感じでした。開発が間に合ってなく、毎回動くかどうかの問題もあったのですが。もちろん対戦で勝った負けたで一喜一憂することで楽しめましたし、開発者のみんなとリアルな場で楽しくおしゃべりできるのが楽しかったです。SNSでも繋がっているので会話できるのですが、リアルな場だとまた違った楽しさがありました。
また大会は終わったあとに公式の打ち上げがあるのですが、運営スタッフの人がこの大会を本気で運営していることがわかったり、「来年も参加してくださいね」とお声掛けしてくれるのも嬉しかったです。あと棋士の方ともお話しできるのも参加した開発者の特権でした。
第1回電王戦がキッカケ、もともと将棋もコンピュータ将棋も見るのが好きだった
会社を辞めると決めた頃に、ちょうど第1回電王戦を知り、タイムシフトで見たのがキッカケでした。子供の頃から将棋は知っていたし、兄弟間で遊ぶゲームの1つ。大人になってからは全然やりませんでしたが、これをキッカケに完全に将棋にハマりました。ほぼ観る専門ですが。
そのあと世界コンピュータ将棋選手権を知ることになったのですが、自分には無理と思っていましたが、将棋電王トーナメントを2回見て、自分もやってみたいと思うようになり今に至ります。
そんな大会が終了してしまうのは残念ですが、時代の流れもあるし仕方のないことですね。
第29回世界コンピュータ将棋選手権は参加者が増えるのか?
第28回は海外から参加する人、コンピュータ囲碁から将棋にも参加する人、相変わらず増える新規参加者もあり、50チーム以上の参加があったと思います。29回もなんだかんかで28回と同じぐらい参加するのかな?個人的にはそんな予想。もし今年、将棋電王トーナメントがあったらやっぱり去年と同じくらいの規模になったと思います。
コンピュータ将棋が人間より強くなったとか関係なく、こういった大会に興味を持つ人が増えてきて、ITエンジニアにはこのような大会の需要があるのかもしれません。もし興味はあるけど、ちょっと気が引けちゃっている人も、不格好でも開発してみて参加してみると、面白い発見があるかもしれませんよ。個人的にはコンピュータ将棋が好きでプログラミング経験をしている人なら、一度挑戦してみることをオススメします。
そして、自分も開発やらなきゃ。
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