最先端の世界と自分の世界のギャップに戸惑わないで
こんにちは、手塚規雄です。
今も昔も最先端の技術の話は盛り上がるものだし、私も大好きです。ただニュースにてAIについて取り上げられることが多くなった今、ITエンジニアだから知っているでしょ?と聞かれることも多くなりました。こんな事、みなさんはありませんか?今日はこれをコラムにしました。
自分の仕事とニュースに取り上げられるもののギャップ
極端な例を上げれば、ITエンジニアはみんなAIに関する仕事をやっていると思っている人もいるので、「◯◯さんはものすごく難しい事をやっているし、凄いし、お金も稼いでいますよねー。」そんな事も言われかねません。
私の場合であれば「フリーランスでやっている」→「普通の人とは違う事をやっている」→「AIとかなんでもわかっちゃう人」という勘違いもされる事も多いです。そりゃ素人よりは知っているので誤魔化しながら答えることもあります。
そんな時、自分が実際にやっている仕事とギャップがありませんか?私もたまにあります。
・本当は昔から技術の延長線上でAIとはほど遠い
・むしろメインフレーム時代の遺産を引きずっている
・今は表舞台から見捨てられているけど、まだまだ現役のシステム保守
華やかな世界と自分の仕事のギャップに悩んでしまったり、卑屈になってしまったり、色々な感情があると思います。
仕事が華やかに見えるのは一瞬、1年も経てばその他大勢と同じになる業界
世間の注目というのはやっぱり長続きしません。地道にやってきた人がその努力が認められたときでも1年も経てばそんな事もあったねー、と風化されてしまうものです。流行語大賞なんかを見ていれば良い例だと思います。それでも華やかな世界には憧れてしまうのが人情です。私も華やかな仕事に憧れることもあります。
それでもやっぱり原点に戻ってくるのは「華は人に挙げるから、自分はそのスキに実をいっぱい頂いておこう」という考え方です。もちろん華やかさ=お金という部分もありますが、華やかさは裏には不必要な苦労も多いと聞くので、私は裏でコソコソ暗躍しているほうが好きです。
他にも「華やかさより知的好奇心を満たしたい!」「単純にこの技術を極めたい」「裏では俺たちがこのシステムや技術を支えている!!」など欲望には、人によって優先順位がことなります。あれも欲しい、これも欲しいと思うより、一つの欲望を満たすために頑張った人のほうが、想像外のところで他の欲望も満たされることもあります。
自分は今の仕事で何を得たいのか考える、決める、それに向かって頑張る
フリーランスだからこういう事が必要という人もいますが、サラリーマンだってこういう考え方を持っている人も大勢います。こんな人ほど仕事にプライドを持って人より仕事に充実している人であることのほうが多いです。
フリーランスなど独立した人は好き勝手やっていますが、サラリーマンでこういう考えを持っている人はいい会社、仕事、職場、人間に出会えた人なのかなと思います。ある意味うらやましい人です。少なくとも愚痴ばっかり言っている人よりは色んな話を聞いてみたいと思ってしまいます。
最初はお金以外には無いのかもしれません。よく考えるといろんな不満がでてきて、今の環境を良くしたいと思うこともいっぱいあると思います。それを少しずつ改善していくのも仕事に対して真面目に目標を持った魅力的に見える人になります。
何が言いたいかというと、他人は他人、なら自分は自分の仕事を頑張ろうぜという事
他人と比較しちゃうといつまで経っても、どこまで登りつめても満足できないし充実感もありません。自分自身で目標を決めてそれをちょっとでも達成できればそれでいいじゃない。いきなりでかいことをやるよりは、まずは自分にできる事をやって、ちょっとずつできる事を増やしていけば、充実した仕事をすることができると思います。
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