エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

フリーランスの最低保証は必要なのか?

»

こんにちは、手塚規雄です。

最近、フリーランスに関する話題が増えてきたと思います。その中でも個人的に興味があるのはフリーランスの最低保証や労働法によるフリーランスの保護についてです。今回はそれについてで、あくまで一個人の意見になります。

フリーランスの収入の最低保証

あったほうがいいに違いありませんが、個人的にはもっとも疑問です。作ったものや提供したサービスに対して報酬をいただくのが基本なのですが、それに最低保証というのはちょっと疑問です。労働力を提供して時給換算した契約の場合は、サラリーマンと同じように最低時給の保証は必要かと思います。でもそれ以外は必要ない気がします。

極端な話、1日もあればできる仕事の報酬が10,000円だとします。それが8時間以上掛かる人にとってはキツイ仕事ですが、1時間もかからなければ、ちょっと美味しいお仕事になります。詐欺的なことをやる企業であれば、そんな風に労働力の買い叩くのでしょう。でもそんな事をやっている企業はすぐに悪評が広まり、誰も契約しなくなるでしょう。

でも、この最低保証に関する話が多いというのは、そんなクソッタレな企業が増えすぎているのかもしれません。

契約に関するトラブル

個人的にはこちらが多いように感じられます。先ほどの作ったものの機能不足や提供したサービスの品質が低いということで報酬の支払いがないトラブル。私自身もそうなのですが、契約する時に多分大丈夫だろうと思ってしまうことです。幸いなことにトラブルにあった事はないのですが。トラブルにあった人の話を聞くと契約時の確認、文書での記録、認識違いがない表現などが重要と聞きました。

特にIT関係の場合は、企業間でもあるトラブルがフリーランスだともっと発生しそうな気がします。そんな時に、企業とフリーランスだと立場が弱く泣き寝入りしてしまうとか。

他にもトラブルが起きるのは、企業-フリーランス間というよりは企業-企業という契約のトラブルの流れ弾が多いような気がります。企業間契約でトラブルがあり、フリーランスへ発注していた企業の売上がなくなる。そのためフリーランス側にも報酬が渡せない。契約的にはそんなの関係のない話ですが、これも立場の関係で泣き寝入りすることもあるとか。難しい話です。

とはいえ、トラブルはあんまりないけど、生活に影響がある

こんな話をしているとフリーランスは大変だと思われるかもしれませんが、トラブルばっかりではありません。ほとんどが何事もなく平和に仕事が完了して報酬がもらえます。ただ数少ないトラブルに合うと被害がフリーランスの生活に及ぶので、フリーランスに対する保護は欲しいような、自己責任のような。自分でもわからなくなってきました。

契約に関するトラブルに対する保護は欲しい

最低保証というよりは、トラブルにあった時にフリーランスという弱い立場に救済措置があったほうが嬉しいのは事実です。でもそれに頼りにするのもやっぱりよくないと思います。基本的には自己責任だし、信用できる企業を探したり、見極めたり、逆に自分の信用を獲得する努力は必須だと思います。それだけではどうしようもなくなった時、そんな時に救済措置があればと思います。

うーん、思ったより今回のコラムは難しかったです。

------------------------------------------------------------------------------

いつも遊んでいるようにしか見えないTwitterはコチラ。

https://twitter.com/noriwo_t

Comment(1)

コメント

通りすがり

長年フリーランスやってますが、いらないですね。保証だの安定だの求める人は、最初から公務員にでもなればいいんじゃないですか。

コメントを投稿する