学生時代は苦手でも今になってできることもある
こんにちは、手塚規雄です。
もちろん、相変わらず出来ないもの、苦手なもの、嫌いなもの、過去と変わらずという事もありますが、変わっているものもあります。それが今回のコラムの話です。
私が苦手だったもので、今やっていること
・学生時代は国語が苦手だった。高校では校内テストで偏差値25という数字を取ったこともあります。そして文章は読むのも書くのも嫌いだった。でも今はコラムニストで文章を書き始めて3年経ちました。
・昔からアイデアを出すのは苦手でしたが、アイデア出しにもコツとテンプレ的なものがあるという事を知りました。その後訓練もして何かを考案することが割と得意になってきました。
・エンジニアあるあるですが、他業種の人、共通の趣味を持たない人と話すのが苦手でしたが、フリーランスになってからは積極的に人と関わろうとしています。
苦手は強い目的意識や好きな事であれば、ある程度のことは克服できる
「気合でなんとかする」というと精神論だけで終わってしまいます。でもしっかり論理的に話せば普通のことです。
苦手な事を克服しようとすると努力が必要になります。苦手な事の場合、得意なことよりその努力の量が多くなるのが一般的です。努力して結果がでないのは精神的にはかなりの苦痛であり、諦めたくなってしまいます。それを精神的な部分でカバーする必要があり、精神論が必要になる部分はあります。だからこそ「気合でなんとかする」精神論は一から説明すればそれほどトンデモ理論ではりません。
好きなものの場合は、勝手に努力して勝手に克服できていってしまうので、あまり言うことはありません。努力が苦にならないという精神状態ほど強いものはありませんね。また好きな事をやっているときには、何かしら方法を考えたり、解決策を見つけ出します。これが嫌いなことだとちょっとつまづくと諦めさせる理由になるのでカンタンに辞めてしまいます。
もちろんダメなものはダメ、嫌いなものは無理です
克服できるものは決まっています。「苦手だけど好きなもの」に限られます。好きでもなく、強い目的意識のあるものでなければ、やはり努力することが辛くなってしまうのでほぼ諦めてしまいます。
私の場合、コラムは自分の経験を伝えたいというものがあるので辛くもないし、3年もやれば慣れてしまっています。書くネタさえあれば、喋るのと同じように文章がかけるようになりました。人間の慣れほどすごいものはありません。
今はコンピュータ将棋関係で機械学習やディープラーニングに関して勉強しているお所ですが、やはり好奇心を満たすためにやりたいことだからこそ、あまり苦痛は感じません。英語のサイトで数式ばっかり出てくるとちょっとくじけますが、やさしく教えてくれるブログも多いので先人を頼るという事も覚えてきました。
私は○○が苦手だから無理だな、と思うより好きなことであればチャレンジしてみよう
私が会社辞めて独立した時に、私をよく知る人からは「そんなタイプの人間じゃないのにどうしたの?」と言われることがけっこうありました。私自身もサラリーマンに向いているタイプだと思っていました。一人でやったり、自由に何かをやるようなキャラクターではありません。それが5年も経てば昔から一人大好き、人に縛られるのが嫌い。そんなイメージに変わっていきました。
苦手だから何かを諦めてしまうより、本能に赴くままに好きなことを初めて見るのも人生に刺激を与えてくれるキッカケになるかもしれませんよ。
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