友人が転職したり、会社を辞めるとやっぱりビビる
こんにちは、手塚規雄です。
コラム内では人に転職やフリーランスを勧めていますが、友人から立て続けに転職しました、今月で会社を辞めます、この手の報告を聞いてやたら驚いている日々です。
自分自身がフリーランスで転職を勧めている自分ですら驚く人の転職や独立
IT業界以外の方の転職だったのですが、最初は物凄く驚きました。私自身も会社を辞めるというのは人生の中でけっこう大きな決断だと今でも思います。そして事情を聞くと「え?マジで!?」みたいな内容でした。
・不満はないけど、転職にチャレンジしてみた
・不満はないけど、独立したい
・後の事は考えていないけど、多分なんとかなる
私も辞めたときはこんな感じだったのを思い出しました。もちろん、不満もあればチャレンジしたい気持ちもありましたが、最終的には勢いで会社を辞めました。こんな世相で転職や会社を辞める人はこんなものかもしれません。類は友を呼ぶかもしれませんけど。
会社を辞めるための理由は意外にも作れない
こんな会社を辞めたい!と口癖のように言っている人ほど会社を辞めません。会社を辞めたい理由というのはたくさんあっても会社を辞める人はほとんどいません。会社に一つも不満がない人がいないのと同じように、会社に一つでも不満があったら辞めるという人はあんまりいません。でも次への目的、目標がある人、もしくは何かにチャレンジしたい人、波乱万丈を好む人はあっさり会社を辞めてしまいます。
つまり会社をカンタンに辞めることができるかどうかは性格面も大きな要素になっているのでどんなに悪状況であっても辞めない人は辞めないのです。
会社を辞める人にも2パターンある
・自分で決断して、自分の意思で会社を辞める
・心身の病気、人間関係などの結果、会社を辞めざる得ない状況に置かれる
前者の話は多く聞くのですが、案外後者の理由で会社を辞める人は多く、所属していた会社に対して良い印象を持てません。当事者からの話しか聞いていないので偏った視点なのですが、「会社は裏切る」「組織のために個人を切る」という話しをすることが多いです。私が話を聞いた人は人生としてはリカバリーできた人ばかりなのでそれほど重い話とならず住みましたが、リカバリーできなかった人はリカバリーできた人に比べて非常に多いのだろうと想像しています。そのため、会社に心身を傷つけられる前に気がついてほしいと思っています。
「他の会社も大差ない」は本当か?
色々な現場にて仕事を経験すると忙しさ、仕事の量には差がないなあと思ったことはあります。しかし現状に甘んじている会社とどうにか現状を打開しようと努力している会社に分かれます。これだけ聞くと後者の会社のほうが魅力的ですが、現場の仕事と会社の仕事の両方をやる必要があり、ほとんどのエンジニアは会社の仕事を嫌がります。
それだからエンジニアの多くの人はいつまで経っても変わらない忙しさのままではないのか?それならそこを変える必要があるのではないのか?という自分の価値観を変える柔軟さを持ってほしいです。
転職、または会社を辞めるマイナスイメージを持っている人についても同じようにどうせ変わらないのは実は「会社の選び方」を間違っているだけだと思います。一度転職エージェントや転職に成功した人に、自分との考え方の違いに気がつけば成功する可能性も高まります。
実はそんなちょっとした考え方を変えるだけで、様々な偏見が誤解だったことに気がつくかもしれません。ひょっとしたら今の会社が物凄く嫌でも転職できない人は、そんなちょっとした考え方を変える事が必要だと感じてくれれば個人的に満足です。
最後に今年も残り少なくなりましたが、みなさん良いお年を。
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