【62】フリーランサーの面談は所詮足切りでしかない
こんにちは、手塚規雄です。
就職活動に関するニュースが増え、先日こんな記事がありました。 「就活親子必見!超一流企業の入社試験法」
この記事にてgoogleでは「ユニークな入社試験にはあまり効果がなかった」と言及していることが記載されていました。どこの会社も短時間で優秀な人材を得ようと試行錯誤をしているのですが、成果が上がっているのかは全然わからないのかもしれません。
実際、2、3回の面談でその人が会社の適性や求める人物像と一致しているかどうかなんてものはわかるわけありません。悪意のある言い方をすれば面談なんて学生も会社もお互い自分をよく見せている騙し合いみたいなものですからね。
ではフリーランサーの面談はどうなのか?
就職活動や転職活動の面談と大差ない
就職活動、転職活動、フリーランサー、3つの立場すべてを経験しましたが、どれも大差ありませんでした。転職活動やフリーランサーだと今までの実務経験を聞かれることが多いですが、それ以外はあまり変わりありません。
ただフリーランサーの場合、プロジェクト参画後に違いがありました。
できないヤツ、使えないヤツと判断されたらハイ終了
私自身は経験ありませんが、使えないと判断されたフリーランサーは1ヶ月で切られます。もしくは1ヶ月経たずに切られます。これはどこの職場、プロジェクトでも同じでした。これはフリーランサーにしかありません。正社員の場合は本人の意志で辞める人はいても会社側から切られることありませんし、日本の会社では労働法的に難しいでしょう。
こんな事を言うとフリーランサーなんだから当然だ。そんな意見が大多数でしょう。私自身もそう思いますが、視点を変えると違うものが見えます。
職務経歴書を見て、面談しても結局は一緒に仕事をしなければ適性なんかわからない
身も蓋もない話かもしれませんが、面談だけで人の実力と適性を判断するのは無理と思っています。だから面談という場は最低限のコミュニケーション能力があるかどうかの判断しかできない。
・用語を理解しているか?
・業務内容を理解しているか?
・仕事をする上で自ら考えて行動する人物か?
そんな事を会社側で一定ラインを超えているかで判断してOKかNGか決めるのが限界なのです。だから実際に仕事をして良い意味でも悪い意味でも驚かされる事も少なくありません。
面談が下手、得意でないと不利なのは事実だけど、必要以上に怖がることはない
自分も相手も面談では最低ラインしか判断できない。そうなると面談なんて就職活動の時よりワンパターン化していので、あまり難しいものでもありません。そして人間性についての質問もほとんどありません。むしろ面談が通った後に自分の実力が本当についていけるのかを心配する必要があります。