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【54】自分のキャラを把握して利用すると人を操りやすい

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こんにちは、手塚規雄です。

みなさんは自分自身で思っているキャラクターと周りが自分に対して思っているキャクターに違いがあると思いませんか?自分は普通と思っていても、周りはそう思っていない。例えば天然、変わっているといった性格から残業好き、飲み会好きなどの行動などまであります。そして意外なほど自分の思っているものと周りが思っているものには差があります。

その差は多少埋められるけど、あまり意味がないのかなと考えています。むしろ周りが認識している自分がどう思っているのかを逆手に取ろうというのが今回の話です。

 

認識の差はどこからくるのか?

自分が思っている自分自身と周りの認識の違いが発生する最大の理由は「思考」に対する評価と「行動」に対する評価の違いです。自分自身の評価は「思考」の部分を含まれます。結果だけが良くても思考がダメだと思うと自己評価が低かったり、結果がダメでもきちんと考えてきたらかOKと甘く評価したります。この思考の部分は他人には絶対にわからない部分であり、他人との認識の違いが大きくでる部分です。

一方、他人からの認識は行動結果からしか判断されません。結果が良ければ、内面がサボりたがりのダメ人間であっても非常に高く評価されます。逆に結果が悪ければ、よほど明確な理由がない限り低く評価されます。プライベートで彼氏彼女にフラれた、財布を落とした、身内に不幸があった、旅行の予定が病気で行けなかったなど、気分が落ち込んでいたせいで仕事に手がつかなかった。その落ち込んでいる理由が知られていなければ評価だけが下がってしまうのです。

例が極端なものですが、簡単にいえばこんな感じになります。

 

周りの認識を変えるには行動から

・ミスがほとんどない → 丁寧に仕事をする人

・小さなミスを逃さない → 仕事が細かい

・言われた仕事をすぐに完了させる → 仕事が早い

・言われた仕事を忘れている → 忘れっぽい

・いつもお酒を飲んで帰っている → お酒好き

・飲み会は必ず欠席 → 付き合いが悪い

・行きたくない飲み会に誘う上司 → ノミュニケーション至上主義な上司

などなど行動一つから色々な認識をされてしまいます。良くも悪くもレッテルを貼られるということです。

 

本題ですが、ひょっとしてあなたは残業OK、または残業したがりと思われていませんか?

私は昔、残業をいっぱいしていたのでこのように思われていました。心外でした。残業なんて無い方が良いし、お金より時間が欲しいと常々思っていました。(今はお金も時間も欲しいと思っています。)でも思考内容と行動結果が逆だと、どう説明しても認識が変わることがありません。

フリーになってからは逆の立場になりました。私はほとんど残業しませんが、周りには残業が多い方がいます。そうすると、どうしても「残業して仕事をしている自分が好きなのかなあ?」と思ってしまう事もあります。昔はこんな風に思われていたのか、と自覚した瞬間でもありました。

 

残業したがりだと思われないための唯一の方法

答えは簡単で最も難しい方法かもしれません。それは「常に早く帰る」に行動を変化させる事です。

残業していたらいつまで経っても残業生活は終わらない。それならばもう行動を見せて、「あいつは絶対に残業したがらない人間だ」という認識をさせる事です。フリーになってから、私はこれを実践しているせいもあり、残業をほとんどしません。もし残業させようとしても、スケジュールと担当の仕事量を聞き、意地でも定時時間内に仕事を終わらせます。もちろん、それでも無理な場合もありますが、その分代休取得の根回しは異常なほど早く行います。

それぐらい、「私、絶対、残業しない」という行動結果とオーラを出していれば嫌でも相手の認識も変わります。そうすると相手が残業させようとしたくても、ある程度気を使ってくれます。変な話かもしれませんが、こういう行動を取っている人間に対して残業は非常に頼みづらいのは事実です。つまり相手に自分は「残業が嫌い」と認識させること。そうすると面白いぐらいに相手を操りやすくなります。

自分自身は頼まれればやるけど、相手が勝手に勘違いしてくれる。つまり相手を操っていると言えなくもない、という事です。ただこの方法、定時時間内は物凄く頑張らなければならないという条件付きになります。人によっては残業したほうがマシだと思う人もいるかもしれませんね。

 

いきなり行動を変えると、周りは勝手に理由を想像する

理由は説明すると納得してもらえませんが、黙っていると相手が変わった理由を勝手に想像してくれます。残業しなくなった人に対するよくある勘違いは

・彼氏彼女ができてプライベートが忙しくなった

・子供が出来て、家に早く帰りたくなった

この2つです。実際にこの理由で仕事一筋から変わった人が多いので、このように勘違いされやすい利点があります。こういうのは有効に使いましょう(笑)

 

みんなが思う残業せずに帰るデメリット

この方法についてですが、会社員の方にはあまりオススメしません。査定を行う上司の中には「残業時間が多い=仕事を頑張っている」と評価する人がいるので、残業を嫌がると査定が悪くなります。運の悪い方は査定が悪くならない用に何かしら対策を取っておいたほうがいいでしょう。飲みに行って仲良くなるとか、同僚からの評価を上げるとか対策方法はけっこうありますから、頑張って考えてみましょう。

最終手段はそういった上司から逃げるために会社を辞めるかもしれません。

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