【44】フリーの人って何で投資好きが多いの?
こんにちは、手塚規雄です。
フリーランサーの方に色々と聞いていると投資の話になることがなぜか多いです。フリーランサーは何でそんなに投資をやりたがるのか?それについてのお話しとなります。
フリーランサーの人は自分に自信がある人だから
大なり小なりの差はありますが、フリーランサーの人は自分に自信を持っている人です。私も例外じゃありません。じゃなければフリーランサーになりませんし、なれません。自分の実力を信用して自信があるからこそ、独立して仕事をしています。投資については、その自信の方向がお金を使ってお金を増やすという思考の結果が投資という行動になっているだけ事です。
「独立できた実力のある私なら投資もできるに違いない!」
こんな感じに思っているからこそ、リスクのある投資であっても稼げる自信がある!こんな心理です。投資の種類については人によって好き嫌いがあるので統一性はありません。問題はそこではなく、稼げているのかどうかです。
フリーランサーだからといって投資が上手なわけでもない
私は10年ぐらい前に投資信託から始まり、株式、FX、外債、先物取引、不動産、海外ファンドなど一般的に知られているものはたいてい経験あります。でも正直な話、損ばかりです。成功する方法はあまり知りませんが、大損してバカやったなあという話ならいくらでもできます。つまりフリーランサーだからといって投資もできる、というカンタンな話ではありません。逆にサラリーマンとして働きながら投資が物凄く上手で本業より稼いでいるという方もいます。
個人的にはサラリーマンとフリーランサーでどちらが投資上手か?という問の答えは「大差ないし、個人差のほうが大きい」と思っています。仕事できる、できないと投資は言うほど関連性がありません。例えるなら、学校の成績で国語の成績と数学の成績が比例も反比例もしないようなものです。もちろん両方できる天才的な人もいます。
また人脈の広い方は情報が集まりやすく有利か?と思った事がありました。そこで実際にそういう方に聞いてみたらインサイダー取引で捕まるからやりたくでもできない、という逆にコワイ回答を頂きました。
投資はやらないほうが良かったのか?
そんな事はありません。投資をする上で勉強したお金に関する知識は仕事をする上で役たったり、法人の経営での考え方でも取り入れたりします。そうでなくても家計に関する考え方も変えるキッカケ、個人型の確定拠出年金でどうするのか?などでも使えます。また実際に投資はしなくても学ぶ事はできます。
私の場合は身銭を切って失敗した体験で忘れたくても忘れられない。だから失敗してでもやったほうがいいですよ!なんて事は言いません。投資を学んで、投資に成功してうまくいくのが最高です。「やらないで後悔するより、やって後悔しよう」というのも相手に行動させるための言葉であって、後悔するのが前提になっている事自体がおかしな事です。目指すなら「やらずに正解、やって正解」です。
今後、私が投資をやるかどうか?
今現在はできるだけやらない方向で考えています。ただ私は1年経ったら考え方が変わっている事もよくあるのでなんとも言えません。ただ今までにやって失敗した投資は二度とやらないでしょう。自分に才能がないのもわかったし、その投資は死ぬほど好きだという事もありません。お手軽に稼げそうという非常に世の中を舐めていた考えだったので反省したという事です。
ありきたりな言葉ですが、最後はやはり「投資は自己責任」で締めさせていただきます。