エンジニアでいかに稼ぐか?学校や会社では知ることができなった体験、経験を綴ります

【1】フリーのプログラマーはスーパープログラマー?

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こんにちは、手塚規雄です。

フリーのプログラマー。この言葉についてどんなイメージを持っていますか?

・いわゆるスーパープログラマー

・物凄く仕事ができる人

・ノマドワーカー

・給料が高い

・仕事の時間が自由

私自身は昔こんな風に思っていました。みなさんはどうでしょうか?

仕事の形態、能力、報酬、休暇、立場など様々な事に対して、イメージを思い浮かべると思います。そしてそのイメージとは高能力や高給料などサラリーマンより優れたものではないでしょうか?だから多くのサラリーマンにとって遠い存在のように感じてしまう。それがフリーのプログラマーに対するイメージ。また自分の周りにフリーの人、いわゆるフリーランサーという存在が居なかったからこそ、そんなイメージを持ったまま過ごしていました。

私は10年間サラリーマンとしてエンジニアとして仕事をした後にフリーのプログラマーになりました。サラリーマン時代は設計から製造、テスト、たまに自社のチームを取りまとめるチームリーダーなどをやっていました。プログラミングもやれば管理のお仕事もする何でも屋的な存在です。どの能力も特筆して優れたものはありませんがそれなりにできますよ。その程度の能力で誰もが認める凄い能力なんてものは私にはありません。そんな人が実際にフリーランサーになってからはどう思ったか?それはハッキリ言って

仕事の内容、難易度、取り組み方などすべてにおいて、

サラリーマンの時と大差ねえな

これが正直な感想です。これは私がサラリーマン時代の仕事が請負案件しかやっていなかったからです。私が所属していた会社から、さらに他の企業へ発注することもありましたが、案件は俗に言われる二次請け、三次請けとして仕事です。だから責任の範囲に違いはあれ、基本的には同じような仕事をやっています。その結果、仕事のやり方やその内容はほとんど変わりませんでした。

能力については自分の能力に見合った仕事を請負うのでそれほど苦労はありません。もちろん難易度の高い仕事ほど報酬は高くなり、難易度が低ければ報酬は低くなる傾向にあります。でもクライアント企業の担当者からすれば外注企業の担当さんという扱いには変わりません。この扱われ方はサラリーマン時代と一緒なので仕事に対する違和感はありません。

これらの点からサラリーマン時代と変わらぬ感じで仕事をしています。

ただ決定的に変わった部分は参加する会議、打ち合わせは決定的に減りました。これは本来なら自社業務として社内活動に必要な会議が無くなったためです。その分、自分の仕事に打ち込めるので仕事の効率はよくなりました。どの会社でも地位が上がれば自社業務が増え担当としての仕事が減り部下に任せるのが普通です。そして会議に費やす時間はうなぎのぼりになっていきます。

フリーランサーは地位もなければ自社業務もほとんどありません。フリーランサーとしての自社業務は自宅でやるもので、月に1、2時間ぐらいの帳簿と税理士との打ち合わせぐらいです。だから自分が担当する仕事にだけ集中すればよい。これがあまり知られていないメリットかもしれません。

こんな風に仕事の仕方や内容に大差なくとも、他の事には差が出てきます。主に収入面などが大きな違いです。それらの違いについてこのコラムで話していこうと思います。

私が話していく内容についてはある程度予定しているものがありますが、質問やこのお題について話してほしいなどあるかと思います。それらすべてではありませんが、できるだけ答えてこうと思います。

Comment(1)

コメント

ななし

フリーランスになって苦労した点はありますか?
あと、フリーランスでは主にどのように案件をとっていますか?

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