いつも心は穏やかにと思っている私ですが……

クラウドコンピューティングで猛暑の東京から脱出!

»

 東京のコンクリートジャングル、暑い夏には耐え難い。なぜブロードバンドのインターネットが整備されたこの時代でも、毎日満員電車に乗って過密地帯・東京に通わなければいけないのか? と大きな矛盾を感じる。

 東京のユーザー企業であっても、必ずしも東京のSIerと契約を結ぶ必要はない。契約を結ぶSIerは、新潟であっても、仙台であっても、新幹線で日帰りできる圏内ならば問題はない。障害が起こってもログを送れば対応方法を教えてくれて、ほとんどの場合、わざわざ来てくれるまでもなく解決してしまう。

クラウド時代のSIerは、東京にオフィスを置く必要はない

 SIerは、オフィスをオフィス代の安い地域に設立すればよい。わざわざユーザー企業のサーバルームに行く必要はないのだから。もう物価が高く、通勤が苦痛な東京に社員を住まわす必要はない。

 サーバ置き換えやバージョンアップなどの既存システムの維持は最も重要で、難易度が高い。実際のところ、ユーザーが求めているのはSIerによるその手の協力であり、そこがSIerさんも商売としたいところである。

要件定義はメールで文書で確認した方が、記録が残るので確実性がある

 メールでユーザーに確認を取るのが一番効率的だろう。社内SEであるわたしは、地方の拠点のシステムの要件は電話とメールで済ませてしまう。わざわざ現場にいくのは、何カ月かに一度だ。

サーバ仮想化はクラウドコンピューティングを推進する

 仮想サーバは、イメージデータを移植することによって、別のサーバで簡単に動作してしまう。その移植先が社内であっても社外のデータセンターであってもかまわない。つまり、サーバを仮想化してしまえば、クラウドサービスへの移行も簡単にできてしまう。

(1)自社の仮想サーバからデータセンターの仮想サーバへの乗り換えが簡単

(2)最初からデータセンターの仮想サーバで構築することも可能

(3)データセンターの仮想サーバから他のデータセンターの仮想サーバへの乗り換えも簡単

 SIerは、システム構築の提案だけではなく、安価なクラウドサービス、サーバの仮想化一括込みでユーザー提案してみたらいかがだろうか。

 地方自治体も、クラウド時代に向けてデータセンターやSIerのオフィスの誘致に力を入れて、産業の活性化に取り組むことを考えてみたらいかがだろうか?

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する