リモート就活できるかも?今までの新卒就活のスタイルを変えるチャンス
みなさま、こんばんは。Kyonです。
手塚さんのコラムで「リモートワーク、できんじゃん!!」が公開されました。私も似たようなことを思っていました。私は就活の面から書いてみます。
就活への新型コロナウイルスによる肺炎の流行の影響に関する記事として、「新型コロナで就活に異変。相次ぐ説明会中止でナビ離れは加速するか?」や「リクナビ、合同企業説明会を中止」を置いておきます。
前にも似たような状況があった気がする
就活のイベントの多くが中止になった年がありました。それは2011年です。東日本大震災の年です。私が就活していた年でもあります。病気の流行と自然災害が与える影響は完全に一致するわけではないですが、多少参考になると思います。
私の曖昧すぎる記憶によると、当時は面接や説明会が中止または延期、新卒採用自体の取り止め、内定取り消し等の影響がありました。
面接や説明会は別日で案内し直したり、グループ企業への選考を促したり、SPI試験の受験期間を延長したりと、運用でなんとかカバーしている印象でした。Web面接やWeb企業説明会をしている企業が少しあったかなという感じでしたが、やり方自体を変えようという風潮はなかった気がします。
リモートワークができるならWeb面接もできるはず
社員が会社に出向かずに仕事をするリモートワークができるなら、Web面接もできるのではないと思います。
カメラ機能付きのPC(もしくはWebカメラを外付けする)をお互いが持っていて、ネット環境があれば、話す相手が社員同士なのか学生なのかの違いだけではないでしょうか。
画面を分ければ、複数の面接官がそれぞれリモートでもいけるし、限度があるけどグループ面接もできるかも。
そもそも合説いる?
合説(合同企業説明会)がそもそも必要かどうかの議論にも発展してきています。学生側が企業にコンタクトを取る方法がSNSを使った就活や社員からの紹介等に増えており、大手就活サービス離れも進んでいるとか。そうなると大手就活サービスが主催している合説に出展しないという選択を検討する企業も増えるのかも。
私が就活していた頃から合説についてはいろいろ意見がありました。多くの企業に一回で出会える(なんか婚活パーティーみたいですが)、今まで自分が気に留めていなかった企業に気付ける、たくさん資料もらって満足しがち、予約無しの合説なら学歴フィルターを気にしなくていい等など。
地方にいる学生からすると1日(もしくは2日)で多くの企業の話を聞けるのでコスパがいいのですが、これもWeb上で代替できそうな気がします。
単体の企業のWeb会社説明会は参加した経験から言わせると、それなりに企業理解は進みました。ただ、質疑応答のやり取りで、入力スピートによっては話に付いていくのが難しくなったので、やり方の試行錯誤は必須です。
就活全体の見直し時期にきた
就活以外の外的要因もありますが、今の就活の仕組み自体が企業や学生の動きと合わなくなってきているのかもしれません。就活解禁日も名ばかりな印象を受けますし、黒いスーツで同じ顔して一堂に会して企業の話を聞くのってどうなのと。
それぞれの企業や学生がそれぞれ動き出すとカオスな状態になるかもしれませんが、そこからお互いがやりやすい方法を見つけていくしかありません。たぶん大手就活サービスもそうやって生まれてきたものでしょう。
個人的にもリモート就活は推したい
私は「東京での就活イベント・説明会・選考には行かない、関西で就活を完結させる」という固い信念を突き通した派でした。交通費がバカにならないからです。東京に1回行くだけでも夜行バス&車中泊にしたとしても、そこそこコストがかかります。それを何度もと考えると・・・。
そういう意味でもWeb上で説明会も選考もできれば地域間格差も減るし、コストが減って学生の選択肢も増えると思います。
企業側も合説への出張費(そもそも参加費も)が無くなったり移動時間が減ったりとメリットもあるはずなので、推したいですね。
P.S.
私も今月末の社内ハッカソンが延期、歓送迎会等が中止となりました。めっちゃ残念。でも仕方ない。予防に努めつつ、体力をつけるべく筋トレ&有酸素運動を継続するしかないっす。