2020年2月の読書メモ:モヤッたら黙って筋トレしろ!結構本当かも?『超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由』
みなさま、おはようございます。Kyonです。
朝からなんか暑苦しそうなタイトルでスミマセン。でも、朝から悩み事でアタマがいっぱいなあなたにおすすめしたい本があるので、良ければお付き合いください。
私が数年間のブランクを経て、ジム通いを復活させることができたたくさんのきっかけの1つとなった本なので、「身体動かさないとなー」と薄ぼんやり思っているあなたに必読の書です。
今日の読書メモ情報
- タイトル:『超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由』
- 著者:Testosterone・久保孝史
- 出版元:文響社
- ISBN:9784866510583
※前作の情報
- タイトル:『筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法』
- 著者:Testosterone
- 出版元:U-CAN
- ISBN:9784426608378
筋トレ好きですか?
「はい!大好きです!今すぐにでもバーベルを持ち上げたいので、こちらでさようなら(お目々キラキラ)」なんていう方はそう多くないと思います(本当にそう思われている方はお構いなくこちらでさようならしてくださいね。)。
でも「身体動かさないとなー」「最近体力落ちた」と感じている方はたくさんいらっしゃるはず。だけど、なかなか腰を上げられないのはなぜでしょうか。
それは、「体力を付けること」以外のメリットを理解していない、またはご存知ないからではないかと思います。
本書では著者が筋トレで得られるメリットを、息つく暇も与えてくれないほど繰り返し説いています。ちょっと笑えてしまうほどポジティブでありつつ、時に読者に寄り添う語り口で、どんどん筋トレがしたくなっていきます。
本書のスタイルはただただ筋トレ推し?
「筋トレをしたら万事解決!」の勢いで筋トレを推してきます。
その推しは四方八方から押し寄せるように書かれています。Testosteroneさんのアツい言葉だけでなく、久保孝史さんのスポーツ科学者としての知見から導かれる豊富な説明による後ろからのプッシュ。さらに「筋トレに取り組むことによって実際に人生を切り開いた」人たちの実録漫画が心に刺さってきます。
著者Testosterone(テストステロン)さんとは
本書を手にとってみるとわかるんですけど、お顔(プロポーションも)はしっかりマッチョなイラストですし、お名前もおそらくペンネームだと推測できます。もうかなり謎に満ちて気になる印象を受けます。
そういう彼は肥満児だった過去を持つとのこと。
現在の見た目(イラストですが)からは想像もつきませんが、そういう過去を持つ人からの言葉なので、筋トレを勧めてくる本書の言葉は染み渡ってくるような気がします。(かといって肥満が悪ということではありません。)
ちなみに、テストステロンとは男性ホルモンの一つで、筋肉や骨格の発達に必要な物質とのこと。筋トレに関する本を書かれる人にふさわしいお名前ですね。
特に推したい本書の金言
本書には金言や名言(迷言?)がたくさんあるのですが、仕事にも人生にも通じる金言を1つ紹介します。
筋トレで他者承認が自己承認に切り替わる
"他者にどう見られるか"を気にすると不幸になる。幸せな人生を送るには他者承認から自己承認に切り替える必要がある。方法は簡単。筋トレだ。日々変わる体型体重、身体能力の向上等が視覚や数字で確認でき、成長を如実に感じることができる。自分で自分を評価するクセがつく。筋トレは救いの道なのだ。
私は、よく「他者にどう見られるか」を気にしてしまいます。「こう思われたらどうしよう」「〇〇と言われた。私ってそう見られているんだ」とか。
でも、筋トレを始めると、他者からどう思われているよりも、自分がどう変化したのかの方が気になるようになります。
「今まで30キロ持ち上げるのが限界だったけど、繰り返しトレーニングしているうちに、50キロまで持ち上げられるようになった。次は60キロに挑戦してみよう」「今日は食べすぎたから、体重が+1キロになってる。いつもよりトレーニングの回数・時間を増やして、エネルギーを使おう」みたいに、自分のことの方に注目できて、さらに一歩進んだ目標に取り組もうと思えるのです。
まとめ
ほとんど多くの悩み事は筋トレで解決できる。筋トレやっても解決できないことは、真の問題であり、他のところに原因がないか考えたり、問題に向き合い、他のアプローチを試してみたりしましょう。
なんか私もTestosteroneさんみたいな思考でまとめてしまいましたが、たぶんまとめとしては正解だと思います。
「ちょっと上手いこといかないなー」と思ったら、筋トレをしてみるという選択肢を追加してみませんか。