クリエイティブな仕事はお金にならない
本音が語られるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。本記事では、おすすめコラムを厳選して紹介する。
- 【働き方】意外と金にならないクリエイティブな仕事
- 【考え方】ビジネス・ユーザー・エクスペリエンスという考え方
- 【考え方】この勉強は役に立つの? に答えよう
【働き方】意外と金にならないクリエイティブな仕事
『101回死んだエンジニア』のAnubis氏は、「クリエイティブな仕事とお金」について考察している。
Anubis氏は、「芸術活動や音楽活動は、当たれば大きいが、それだけでは食べていけない人も多い」という。それと同じように、IT技術者も「クリエイティブにコードを書くよりも、マネジメントやコンサルティングをやった方が儲かる」と指摘している。
確かに、そうかもしれない。例えば、もともと音楽は宗教活動の一部であり、商業化したのはそれから後のことである。このような本来の目的から考えても、「稼ぐ」という観点よりは、「心を動かす・共有する」といった価値のほうが音楽家にとっては重要なことが多い。
同様に、IT技術者も同じような価値観を持っているように感じる。自分の手で、新しいユーザー体験を生み出すことができる。稼ぐことよりも、自分が作ったものに対して「きゃっ!」「わっ!」という反応を見ることの方が興奮する。
読者の皆さんは、いかがだろうか。Anubis氏のコラムを読んで、お金か創造性か、もちろん両方大事ではあるが、どちらを第一に考えるかで働き方も生き方も変わってくるように思えた。
【考え方】ビジネス・ユーザー・エクスペリエンスという考え方
『教育ビジネスを考える。行動する。改善する。』の吉政忠志氏は、「ビジネス・ユーザー・エクスペリエンス」という考え方を推奨している。
「ビジネス・ユーザー・エクスペリエンス」とは、UXやUXP(ユーザー・エクスペリエンス・プラットフォーム)を、ビジネスに特化させた考え方である。吉政氏によると、システム全体を設計する際、最初に考えなければならないことだという。
興味がある方は、ぜひこのコラムを読んでみてはいかがだろうか。
【考え方】この勉強は役に立つの? に答えよう
『IT技術を日常生活で活かそう』のabekkan氏は、「この勉強は何の役に立つの?」という子供からの問い掛けに対していくつかの回答例を示している。
abekkan氏の回答例から、「なるほど!」と思うものが多い。「英語のマニュアルを読まなければならないこと」「二次方程式の具体的な活用」などの例を見ていると、確かに親近感が湧く。
「この勉強は何の役に立つの?」と子供に聞かれたことのある人も多いのではないだろうか。そんなとき、自分が具体的に役に立った例を提示するのが1番良いと、abekkan氏は語っている。
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